家でも外でも、手持ち無沙汰なときはすぐにスマホ(あるいはパソコン)に手が伸びます。
考えてするというより反射神経のように。
でもこれはしないほうがいいらしいのです(Women’sHealthの記事より)。
退屈な時間
2019年の研究では、退屈な時間が生産性と創造性を向上させる可能性を示しました。
同じ年に発表された別の論文では、パンクしそうな脳に休息とストレスを解消させる機会を与えることで、幸福度が高まることを示しています。
実際にジャーナリストのローレン・クラークは飛行機で旅行中、スマホの充電が切れて何もすることがなくなってイライラしていました。
退屈な時間を受け入れ、窓の外の白い雲と青空をボーッと眺めていたとき、渦巻く思考が魔法のように融合して、一つの完全なアイデアになるという経験をしました。
その後も、仕事やプライベートなことでアイデアを思い付いたり、何かを思い出したりしました。
夢想にふける
退屈とは、脳の神経細胞が刺激を求めているのに、それを見つけられないときのことを指します。
このときにスマホを見たりしなければ、脳が外部からの刺激を見つけられないため、記憶をつなげて内部的に刺激を探す状態(=夢想にふける)に入ることができます。
心をさまよわせることで、創造性や問題解決につながるスペースを頭の中に作り出すことができます。
既成概念にとらわれず、脳内でつながりを作り上げることができます。
そして夢想にふけると非常にリラックスできるものだということです。
アイデアわかないけど
私は自分の実家に行くときの電車の中では、あまりスマホを見ないようにしています。
揺れる電車の中で文字を読むと目が疲れるので、見るときは短時間にしています。
やることがなくてそれこそ退屈なのですが、窓の外を見たり、乗っている人を何となく見たり(ぐらいしかやることがない)。
残念ながらすばらしいアイデアが湧いたことはありませんが、たぶん、これから実家でやらなくてはいけないことや親のことを考えているからかもしれません。
もっと頭を空っぽにできたらいいのかも。
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