映画を観て父を思い出す

数日前、NHKのBSで映画「スティング」を放送していました。

デイがなかった夫と一緒に見ました。

私も夫もすでに見て筋も知っているのに、やっぱりおもしろかった!

ロバート・レッドフォードが相棒とだまし取った大金のため相棒が殺されてしまい、大物詐欺師のポール・ニューマンに協力してもらって仕返しをするというストーリーです。

私は10代か20代のころ、この映画のビデオを父と一緒に見た思い出があります。

母が外出中で、「この映画おもしろいよ」と父を誘って家の小さなテレビで見ました。

見終わった後で、「おもしろかったやろ?」「うん、おもしろかったな」と笑い合った、それだけのことなのですが、父と一緒に何かをしたことがあまりないせいか、しみじみと父のことを思い出してしまいました。

今から思えば、私から近づけばもっと父と一緒の時間を持てたかもしれない。

父は親にかわいがられて育っていないせいか、子どもをどう可愛がればいいのかわからなかったような人でした。

自分からは子どもに近寄らないので、怒られたことはないのに幼いころは父が怖かったです。

父も映画が好きだったので、一緒に見に行けたかもしれないな。

まあ……、ちょっとやりにくい性格の人だったので、誘っても冷たく断られて「もう二度と声はかけない!」と怒る羽目になったかもしれませんが。

私がこうやって何かの機会に父のことを思い出して寂しく感じていることを、知ってくれたらなあと思います。

読んでいただきありがとうございました。
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