成功は収入の多さだけでは測れませんが、一つの目安となることは確かです。
高収入を得ている人は、どんなことを習慣としているのでしょうか。
目標設定
目標を持つ大切さはよく言われることですが、それを裏付けるデータがあります。
webメディアの「しらべぇ」が2018年、20~60代の男女1357人を対象に、目標の有無と収入の関係についてインターネット調査を実施しました。
それによると、「人生に目標がない」と答えた人は、「年収300万円未満」だと46.8%、「1000万円以上」だと19.4%と大きな違いが出ました。
高い収入を得ている人は目標を持っている人が多いということです。
そして目標は、長期的なものだけでなく、そこに至るまでの小さな目標も設定したほうがいいと言われています。
小さな目標をクリアしていくことで達成感が得られるだけでなく、適度な負荷がかかり続けることで、ストレス耐性も鍛えられるとのことです。
継続
仕事において目標を達成するためには「続ける」ことが欠かせません。
2009年、雑誌「プレジデント」が行ったインターネット調査では、年収500万円台500人と、年収2000万円以上の500人を比較しました。
それによると、「やると決めて毎日(毎週/毎月)継続していることがある」という質問にYESと答えたのは、500万円台で34.4%、2000万円以上で45.2%。
「日記、体重など行動や数字を記録する習慣がある」という問いにYESと答えたのは、500万円台で17.0%、2000万円以上で27.2%でした。
目標の内容が何であれ、小さなことを毎日続けていくことが達成への道であることは間違いないようです。
振り返り
目標を持ち、毎日努力するだけでなく、振り返ることも大事です。
PDCAサイクルは振り返りに使われる手法で、目標達成までの計画を立てて実行し、成功/失敗の要因を分析した上で、また新たな計画を立てるという一連の流れです。
「しらべぇ」が2018年、このPDCAサイクルを知っている20~60代の男女380人を対象に、PDCAと収入の関係についてインターネットで調査しました。
すると、年収300万円未満の人でPDCAサイクルを回しているのは28.8%、1000万円以上の人だと56.5%が回しているという結果になりました。
成功する人(年収の高い人)は目標を設定する、コツコツ努力する、振り返って改善する、という一見地味なことをやっているのですね。
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