一方的な離婚宣言の理由は

一方的に夫から離婚宣言される。

こんな例を発言小町で読みました。

子どもが高３で受験生のため来年３月の卒業まではこのまま暮らし、卒業後に離婚だそうです。

わけのわからない妻は、食事も喉を通らなくなり、眠れず胃が痛み、動悸もするという状態に。

夫の言い分は、性格の不一致で長年の不満の蓄積だそう。

離婚を言われてからは、妻はほぼ無視されている状態です。

妻の両親が資産家

この夫婦に普通とは少し違う点があるとするなら、妻側の両親が資産家ということ。

パートで働く妻はすでにかなりの額の相続を受けていて、現在の家も妻の名義、子どもの学費も親からの贈与という、かなり恵まれた状況です。

そして、夫もその恩恵を受けていて、毎年20年以上も暦年贈与を受けて、妻の親から非課税で2000万円以上も受け取っているそうなのです。

家の購入や子どもの学費など、普通のサラリーマンなら大変な思いをしなくてはいけない場面で、妻の親のおかげですいぶんとラクできたことになります。

自分の給料を、ほぼ自分の好きなことに使えたようです。

その挙句の離婚宣言。

妻の父親は亡くなり、母親も体調がよくないとのことで事情を話せていないようです。

かわいい娘の配偶者だからこその贈与だったでしょうに、事情を知ったらはらわたが煮えくり返る思いがするのでは。

こうなった直接の原因は、夫が自由に使えるお金がたくさんあったからかもしれません。

ただ、誰でもお金をいっぱい持っていれば浮気して妻に勝手に離婚宣言するかと言うとそんなことないはずですので、やはりどこか勘違いした、自分勝手な人間だったということでしょう。

お金は夫の背中を押す原因の一つにすぎなかったのかもしれません。

夫の身辺を調査したところ、女性がいることが分かったそうです。

自分の浮気が原因で離婚しようとしているのに、それを隠し、妻を罵ったり無視したり。

今までケンカもほとんどなく夫婦仲は悪くなかったそうなのですが、こういう性格の夫であるなら遅かれ早かれいずれは夫婦仲は破綻したのではないかと思います。

妻は体調不良に苦しみながらも、少しづつでも前に進もうとしているようです。

経済的な不安はないので、一日も早く平穏な日々を送れるようになればいいのですが。