誰しも年を取ることからは逃れられませんが、老化をどうとらえるかは幸福度に影響を与えるそうです。
ポジティブに捉えるか、ネガティブなものと考えるか。
ポーラ幸せ研究所が20~70代の女性を対象に、エイジングと美容、幸せに関する調査を行いました(Women’sHealthの記事より)。
調査結果
その調査で3つのことがわかりました。
1.年を重ねた人(60~70代)は「幸福度が高い層」が多い
2.エイジングによる自身の変化を感じている、対処行動をしている人ほど、幸福度が高い
3.エイジングをポジティブに捉えている・受け入れている人ほど幸福度が高い
この調査対象の女性たちをどこで見つけたのかわからないのですが、もしポーラ化粧品を普段から使っている人を調査したのだったら、こういう結果が出るのも納得できます(あくまで私個人の感想です)。
いくつになっても人生を積極的に楽しむ女性のイメージです(CMなどに影響されているかも)。
幸福度が増す理由
年齢と幸せの相関はU字カーブになっていて、若い世代は幸福度が高く、40~50代で底になり、年齢を重ねるごとに幸福度が増すそうです。
幸福学の専門家、前野隆司氏はその理由について、「年齢とともに楽観的におおらかになり、細かいことが気にならなくなる」からではないかと述べています。
人と自分を比べ過ぎず、人の目を気にしすぎることなく、自分を大切に主体的に生きることが大切とのこと。
普段気を付けていること
調査によると、「エイジングをポジティブに捉える」ことが実践できている人は、ネガティブに捉えている人に比べて普段からさまざまな習慣を取り入れていることが分かったそうです。
それは次の5つ。
・自分らしくいることを大切にする
・流行を取り入れるかどうかは、自分で判断する
・心をときめかせる、五感を使う体験を大切にする
・自分のケアをする時間を大切にする
・自分の心の健康にも気を配る
お金にも時間にもゆとりがあって、人生を楽しんでいる高齢女性のイメージが思い浮かびます。
年を取ると体も言うことは聞かなくなるし、なんとなく色あせた、寂しい日々が待っているような気になることがありますが。
なんてことは全然ないのだということを教えてくれていますね。
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