亜脱臼の腕で物は持てない

最近、夫は1人でマンションの1階まで下りて新聞を取りに行けるようになりました。

右手は杖を突くために空けておかなくてはいけないので、マヒ手である左手に紙袋をぶら下げ、そこに新聞を入れます。

「ひとつ、できることが増えた」と喜んでいた夫ですが、訪問リハの先生から待ったがかかりました。

夫の左肩は亜脱臼(肩が下がっている)なので、何かをぶら下げ、歩く振動でそれが振り回されると肩に良くない影響があるかもしれないとのこと。

新聞を取りに行くなら、斜め掛けのバッグなどに入れた方がいいとのことでした。

肩は本来なら、脳からの指令で肩の骨を肩まわりの筋肉が支えてくれるのですが、夫は脳からの指令がゼロではないものの3割くらいなので、緩んでいるそうです。

脳からの指令がゼロになると、脱臼を防ぐために常時三角巾で腕を吊るしておかないといけない人もいるそうです。

反対にがっちりと腕や肩が固まってしまっている人の場合は、脱臼の心配はない反面、着替えや手のひらを洗うのが大変(腕が伸びない、握りこんだ指が伸びないため)だそう。

3割か……。

夫の脳は、3割だけとはいえ左腕のことを認識しているってことですね。

この3割を、4割5割と上げていくことはできるのかな?

今度先生に聞いてみよう。

読んでいただきありがとうございました。
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