「嫌やったら止めてもいいねんで」

先日、息子から電話があった時いま何してたと聞かれて、お父さんがお風呂から上がるのを待っていると答えました(あがる時に湯船に渡す椅子を置き、あがった夫の体を拭く)。

すると、「毎晩大変やな。しんどかったら止めたらええねんで」と。

息子はいつも、夫の世話の話になると「適当でええで」とか「もう止めてもいいで」とかいいます。

冗談だとわかっていますが、こう言われるといつも笑ってしまいます。

言われたから止めようと思ったことはないし、そこまで追い詰められているわけでもないけれど、こう言われると、正直、フッと気がラクになる気がします。

それほど真剣になることもないかと。

止めようと思えば止められることではあるんだなと。

言われる夫は面白くないようで、「あいつ、俺のことを何やと思てるねん」と苦笑していますが。

私がやっていることは介護と言っていいのか迷うほどの程度のことですが、負担か負担でないかと聞かれたら負担です。

この先、この負担が軽くなるのか、軽くなると見せかけて重くなるのか(リハビリが加齢に負けるなど)、どうなるかわかりませんので、できるだけ自分がポキッと折れないように暮らしていきたい。

「嫌になったら止めるわ」という気持ちを片隅に置いておこうかな。

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