親が年老いてくると、実家を片づける必要に迫られることがあります。
たいていはモノにあふれ、簡単にはいきません。
発言小町で、「母が亡くなり父一人になった田舎の家に、手作りジャムが300本残されている」というトピを読みました。
どうやって捨てるか
トピ主さんのお母さんが300本すべて作ったわけではなく、親戚や友人に農家が多いため、ジャムやコンフィチュールに加工したものが頻繁に届けられていたようです。
それらが冷凍専用庫2つと保管庫にぎっしり、だそうです。
錆びた蓋は開かず、電動の瓶開け器具を購入して開けたら、発酵しかけていたり蓋の内側がかびていたり。
実家のごみの出し方が特殊?で生ゴミが出せないため(生ゴミは畑の堆肥枠に入れているそう)、トピ主さんはジャムを捨てる方法を探しているようです。
その間にも、次々と親戚やご近所さんが新たな瓶を置いていく……。
夫実家の梅酒と梅干
夫の実家の片づけで、梅酒が4本、梅干が7本出てきたことがあります。
以前にテレビで、梅干は何十年たっても食べられると言っていましたが、それは作り方や保存の仕方がきちんとしている場合だと思います。
素人の仕事だと、塩分の加減や保存の仕方で、年月が経つ間にダメになってしまうことも多いのではないでしょうか。
夫の実家に残された梅干は、食べてみようという気など起こらないほど変色したり変なにおいがしました。
中身の詰まった大きな瓶は重いし、蓋はこびりついて開きにくく、どれもこれも変なにおいがして、梅酒と梅干の処分はほんとうに大変でした。
梅酒は庭の水道で流し、梅酒の中の梅と梅干は燃やせるゴミ、瓶の蓋は燃えないゴミ、瓶は資源ゴミに出したと思います。
生ゴミが出せないなどの制限があるトピ主さん……、お気の毒としか言えません。
なくなってから作る
片づける側から言うと、食品は「腐る」という点で大変です。
まだ服の方がマシかな?
これも大量になると重くてかさばりますが。
私も梅酒と梅干を作りますが、夫の実家に残されたものを見てからは、「今あるものがなくなってから(なくなりそうになってから)次を作る」ことにしています。
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