娘が出て行ってから、お雛様を飾ることもなくなっていました。
いやその前から「今年はもういいか」と思って出さないときもあったのですが(娘が受験の年とか)。
今年はなぜか、たまにはお雛様も風に当ててあげようと思ったのです。
興味はなく
私の実家にはお雛様はなく、それを残念と思ったことはありません。
リカちゃん人形は好きでしたが、触って遊べないお雛様が欲しいと思ったことはなかったんですよね。
小学校時代、よく一緒に遊んでいた友達の家にお雛様があったかどうかも忘れているので、本当に興味なかったんだと思います。
でも母は、買ってあげなかったことに負い目でもあったのか、私が娘を産んだときに「お雛様は買ってあげるから」と言ってきました。
正直「いや要らんけど……」と思ったのですが、母の勢いのせいか口にできませんでした。
買ってもらうにしてもごくごく小さなサイズのがよかったのですが、送られてきたのはこれ。
ライティングデスクの上を片づけて飾っています。
この先は
このお雛様、いずれはどうなるんだろう。
娘自身は小さいころから、あんまり興味や愛着を示しませんでした。
あ、お雛様飾ったんや、ふ~ん、という感じ。
社会人になった今はワンルーム暮らしで転勤もあるので、持って行ったとしても収納するスペースも飾る場所もありません(ただでさえモノが多いので)。
結婚すれば持って行かせればいいのかな? でも今のところ結婚の「け」の字も気配がありませんが。
仮に結婚して子どもが生まれても男の子なら要らないだろうし、女の子でも収納場所がないとか飾るのは面倒とかで受け取り拒否されそうな気もします(私以上に面倒くさがり)。
ということは、ずっと私と一緒ということになるのかな。
しかし、年一回だけ飾るためだけに、これだけの場所を取るものを所持するなんて(うちのは二体だけなので小さな方ですが)、昔の人の家は広かったんですかね。
母の自己満足のために買ってもらったようなお雛様ですが、そう言い切ってしまうのもかわいそう(お雛様が)。
お雛様好き
私はどうしても「お雛様を飾らなくてはいけない」という義務的な気持ちで飾っています。
ところが夫はお雛様を飾りたがり、今回も「お雛様、出さへんの?」と聞いてきました。
なんででしょうね? お雛様を見ると、娘がそばにいない寂しい気持ちを慰められるのでしょうか。
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