奈良市の蔦屋書店に行ってきました。
4月にオープンしていたそうですが、行くのは初めて。
JWマリオットホテルの裏手にある、コンベンションセンター内(コンベンション施設と隣接)にあります。

スタバも雑貨も
書店内にはスターバックスもあって、飲み物を飲みながらゆっくり本を選ぶことができます。
蔦屋書店のコンセプトは「文化に囲まれ、毎日、好奇心の扉を開く場」だそう。
店内には木のベンチがあり、休日だったせいか、座っている人も多かったです。
「中川政七商店」も入っていて、そこかしこに雑貨が展示してあります。
従来の本屋とは思えないような雰囲気でした。
万引き防止?
私は欲しかったパソコン関係の本を探しましたが、棚のすぐそばに小さなテーブルと椅子が並んでいて人が座っていました。
本棚の前に立つと、すぐ後ろに人が座っているくらい距離が近いのです。
広い店内なのに、どうしてこんな配置にしているんだろうと不思議に思いましたが、あとであれは万引き防止だったのかもしれないと思い当たりました。
プログラミングの本は普通に2000円くらいするので、店員さんの目が届かないところは、お客さんに見ていてもらおうということかもしれません。
ブックカフェって
とてもおしゃれな空間でしたが、本好きである私から見ると、ブックカフェって形態はどうなのだろうと思います。
人が飲み物を飲みながら読み終えた本なんて、汚れたりページが折れたりしていなくても広い意味で古本になるのでは?
そんな本を買う可能性は低いかもしれませんが、なんかモヤッとします。
店内の案内図がすぐに見つからなかったことも残念でした(これはないはずがないので、単に見つけられなかっただけだと思います)。
と言いつつ、5000円近くも本を買ったので(夫の本も含む)、文句言うのを許してやってください。
本屋のセルフレジも始めて見ました。
おもしろがってやってみましたが、本のバーコードを読み取るのに何度も失敗してしまいました。
普通の本屋がいいな
私は昔ながらの本屋、それも大型書店が好きです。
とにかく本がいっぱいあって、何がどこにあるのか一目瞭然で、検索機があれば最高。
本好きにおしゃれな空間は必要ないのですが、でも本は売れなくなっていますからねえ。
今まで通りのことをしていたらますますジリ貧なので、新しいことをしようとしているのでしょう。
普段、本など読まない人が店に来てくれて何か手に取ってくれれば、という切実な思いがあるのでしょう。気持ちはわかる。
でも、売れているのかな?
スタバには行列できていましたが。
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