今の50代の世代はバブルを経験しているため、ついお金を使ってしまう浪費家が多いそうです。
総務省の調査(2019)によると、もっとも支出が多いのが50代で月額28万円3725円。
同時に、預金なしの世帯は50代で23.2%にものぼります。
ファイナンシャルプランナーの山中伸枝さんによると、お金が貯まらない人にはある共通した「口ぐせ」があるそうです。
共通の口グセ5つ
1.「経済に貢献しないとね」
コロナ禍でこのフレーズをクチンにする人が増えたそうです。
食事や旅行など、ちょっと奮発した散財を繰り返してしまう言い訳ですね。
山中さんは、「その無駄使いをしなくても、経済はきちんと回りますよ」とたしなめているそうです。
2.「自分へのごほうびだから」
これも1.と同じく散財への言い訳。
50代はとにかく自分へのごほうびが大好きな人が目立つとか。
3.「とりあえず買おう!」
スーパーの特売品からデパートでひとめぼれした洋服まで、予算もたてずに本当に必要かどうかの見極めもせずに、勢いでモノを買ってしまうクセがある人。
こういう人がまずすべきことは、「ねんきん定期便」のチェックだそう。
4.「うちのまわりってー」
お金にルーズな人は、「周りの奥さんはみんな」「うちの近所はどこも」という横並びの考えかたをしがち。
でも、周りの人は自分自身の家計のモノサシにはなりません。
5.「もう年だから」
この言葉は「まだ若いし」とセットでクセになっている人が多いそうです。
お金を使う時は「まだ若いのよ」「人生楽しまなきゃ」という人が、新たに働くことや資産形成に関する話になると「もう年だから」と言うとか。
山中さんは「物を買うことへの貪欲な姿勢が、お金について学ぶことにも向けられたら。50代からの資産形成でも老後の暮らしを大きく助けてくれる」と言っています。
楽しそうだけど
なんだか読んでいて笑えてきました。
いろんな言い訳をしつつ、好きにお金を使っている姿が浮かんできますね。
こういう人たちをお金を貯めるようにもっていくなんて、ファイナンシャルプランナーの仕事も大変そう。
お金のことなので笑い事ではないですが。50代だと、もう老後まで待ったなしです。
自分もこうした口グセがないか、気になります。
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