ウィズ・コロナの日々はこれからも続くのだろうなと思っていた矢先の、ロシアによるウクライナ侵攻。
春だというのに気分は晴れませんね。
精神科医の樺沢紫苑氏によると、日本人はもっと毎日を楽しむべき!なのだそうです。
日々を楽しむのにお金も時間も必要ないのだとか。
お金や時間のいらない遊び
多くの人は、遊びというと、「旅行」とか「家族でディズニーランドへ行く」とか「高級レストランで外食する」などを思い浮かべます。
これらを実行するには、お金も時間も必要です。
樺島氏の言う「遊び」は、仕事以外の楽しい活動すべてのことだそうです。
つまり、お風呂に入ってのんびりする、家族で会話する、朝散歩して爽やかな気持ちになる、など。
豆苗ガーデニング
動物や植物を育てると、オキシトシンというホルモンが分泌されます。
オキシトシンはリラックス効果が高く、心拍数を低下させ、免疫力をアップさせ、幸せな気分にさせる働きがあります。
樺島氏がおすすめするのは「豆苗ガーデニング」。
スーパーで100円ほどで売っている豆苗を、食べ終わったあとに豆の部分を容器に入れて水を入れ、日の当たる場所に置いて1日1回水を替えるだけ。
1週間ほどで再収穫できるとのこと。
前日より伸びているのを見ると、それだけで幸せな気分になれるそうです。
入浴剤
樺島氏は入浴の際にマグネシウムの入浴剤を使っています。
マグネシウムは筋肉のリラックスさせ、睡眠の質をよくすると言われています。
愛用の入浴剤は1300円ほど。15回は使えるので1回あたり90円。
90円で極上のリラックスが得られ、翌日のパフォーマンスアップの効果も得られるそうです。
トッピング思考
そのままでいいけれど、何かをちょい足しすることで楽しさや満足度を大幅にアップさせる考え方を「トッピング思考」と呼んでいるそうです。
ラーメンを食べに入ったら100円の味玉をトッピングする。
家でカップ麺を食べるときに、とろけるチーズをトッピングしたり、タバスコを数滴入れて味変するなど。
食べること以外の趣味や娯楽にもトッピング思考は応用できるそう。
小さなことを大事に
豆苗を育てることも、入浴剤やカップ麺のトッピングにしても、小さなことです。
でも、こういう小さなことをなおざりにして、旅行やテーマパークに行っても、自宅に帰った途端どんよりしていては虚しくなります。
やはり大事なのは日々の暮らし、ですね。
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