サッカーW杯の最終予選が始まりましたが、日本代表のアウェー戦はテレビ局による放映がないそうです。
アウェー戦は「DAZN(ダゾーン)」のみの中継になるとか。
視聴率低下の理由
こうなった理由は大きく二つ。
ひとつは、かつて30%もの視聴率があったアジアW杯最終予選ですが、近年は10~20%になっていること。
視聴率が下がったことで広告収入も見込めなくなり、テレビ局にとっては高額な放映権料を支払うことが難しくなったようです。
そしてもう一つの理由は、若者のテレビ離れ。
コロナ禍による巣ごもり需要で、動画配信サービスの普及が加速し、スポーツ観戦の視聴環境も多様化しました。
東京五輪も、アメリカ国内の独占放映権を持つNBCの視聴率は低迷したそうです。
コンテンツを輸出
テレビ局も衰退の一途をたどることになるのかなと思いきや、意外な生き残り策があったようです。
それは、海外に向けたコンテンツの販売。
たとえば、1973年に始まった関西テレビ制作の「パンチDEデート」が、30年近くたった2013年にベトナムでリメイクされ、今でも同国で楽しまれているそうです。
番組進行のフォーマットやノウハウ、スタジオセットの作り方など制作の仕方をまとめて「バイブル(仕様書)」として売り出しています。
現地の放送局や制作会社にとっては、簡単に番組を再現できるので需要があるそう。
テレビ局では、番組の企画段階から世界へ売り込むことを考えた取り組みも始まっているそうです。
輸出額は増加
こうした放送コンテンツの海外輸出額は右肩上がりです。
2018年度は約519億4千万円で、5年前の13年度の3倍以上なります。
この「放送コンテンツ」に含まれるのは、番組放映権、インターネット配信権、ビデオ・DVD化権、フォーマット・リメイク、商品化権等です。
テレビ局のとっては活路を見出した感じはあるのでしょうね。
負けた……
話はサッカーに戻りますが、日本代表は先日の最終予選の初戦、格下のオマーン相手に負けました。
主力選手が何人も試合に出られないなどの理由があったようですが、これじゃ視聴率も悪くなるはず。
死ぬまでに日本代表がサッカーW杯のベスト8に進むのを見られたらいいなと思っていましたが、それどころか出場も難しくなるかも。
いつも興味深い話題をありがとうございます。
スポーツ競技はスター選手がいないと盛り上がらないですよね。
なので各種目、挙ってスター選手を作りたがっているという感じがします。
でもそれが「押しつけのスター選手」はダメで、大衆が支持したくなる人でないと人気が出ないですし、難しいですよね。
日本サッカーは今、大人気のスター選手がいない感じがします。
ところで、「新型コロナワクチン副反応ビンゴ」という25項目の中に
「他の不調が改善した」があったので、
案外、そういう人が他にもいるのかもしれないですね。
hinoeさん
いつもコメントをいただきありがとうございます。
確かに今の日本代表、サッカーに興味のない人でも知っているようなスターは見当たらないかも。
私は久保建英選手に頑張ってもらいたいと思っていますが、まだスターと呼べるほどではないですね。
それにしても黒星スタートって、なかなか心配です。
「新型コロナクチン副反応ビンゴ」見ました。
こんなのがあるんですね。教えていただきありがとうございます。
他の人はどんな「不調」が改善したのか、ちょっと興味があります。