夢を持つことは大事だと、なんとなく思っています。
でも、それが自分にどう影響しているのかまではわかりません。
メットライフ生命が2021年に行ったアンケート調査の結果、夢やライフデザインがある人は、挑戦意欲も高いなど、そうでない人との違いがわかりました。
夢のある人は26.7%
メットライフ生命は2021年に、全国の20~70代の男女1万4100人が対象のインターネット調査を行いました。
その結果を見ると、「将来の夢、実現したいことがある人」は26.7%。
「今のところはない」人がどの世代も50%を超えています。
20代では「ある」人は少し多くて32.1%ですが、意外と少ないというか現実的というか。
夢を実現する助けになることは何かという質問には、「経済的準備」「健康増進」の二つの割合が高く、「自分のやる気」「仲間」「専門的な知識」が続きます。
夢を持つ人の特徴
「将来の夢があり、ライフデザインがある人」(以下「ある人」)と、「そうでない人」(「ない人」に質問に答えてもらったところ、次のような違いがありました。
(「ライフデザイン」とは将来、どんな人生を送りたいかについて自分の構想を描けていることです。)
・自分の老後について、どのくらい不安があるか。
「不安はない」と答えたのは、「ある人」では28.9%、「ない人」で16.7%。
・老後も(一生)付き合える友人がいるか。
「いる」と答えたのは、「ある人」だと78.3%、「ない人」だと53.2%。
・どんな老後を送りたいと考えているか。
「新しいことに挑戦したい」と答えたのは、「ある人」では71.5%、「ない人」では41.4%。
・将来の生活への自信をどう感じているか。
「自己採点で70点以上付けた人」は、「ある人」で55.6%、「ない人」で29.6%。
「夢やライフデザインを持っている人」はそうでない人に比べて、老後の不安が少なく、友人が多く、挑戦意欲が高く、将来の人生に自信があるという結果になっています。
やっぱり夢を持つことは大事なんですね。
不安が強い
この調査では、老後に不安を感じるかという質問に対して「不安を感じる」と答えた人は8割を超えています。
なんと20代でも83.0%が不安を感じているのです。
その他に不安に感じていることは世代によって割合に違いはあるものの、「お金」「健康」「認知症」の順になっています。
いろんな不安を感じることは人が生きていく上で必要なことらしいのですが、不安ばかりだと精神的に辛いですよね。
夢を持つと、前向きに生きたりメンタルを保てるなどのいい影響があるのかもしれません。
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