「やりたいこと100のリスト」で脳の使い方を変える

「やりたいこと100のリスト」、作ったことありますか?

私は一度作ったことがありますが、100個書き出すのに苦労しました。

途中から買い物リストみたいになったりして。

でもこの「100のリスト」で、脳の使い方を変えることができるそうです。

思考のワンパターン化

ハーバード大学医療機関で研究員として過ごした川﨑康彦氏によると、人は脳の特定部分ばかりを使っているそうです。

脳は自分自身を守るために機能していて、危険を避けるために過去に経験したことの中から安全なものや楽なものを選びます。

それが行動のパターン化につながり、同じようなアイデアしか思いつかない思考回路を作ってしまいます。

こうしたワンパターン化を避けるには、脳の使い方を変える必要があります。

ワクワクする

脳の使い方を変えるのに一番いいのは「ワクワクした気持ちで過ごすこと」。

「ワクワクしているとき」は、脳の神経細胞をつなぐシナプスに、いつもと違う情報が流れてパターン化したシナプスの働きが変わります。

固定化した思考回路のパターンが変わっていくのです。

ワクワクしたら、知識で判断する前に素早く実行するのが大事とのこと。

川﨑氏によると、ハーバード大の研究員はみんな行動が迅速だったそうです。

やりたいこと

では「ワクワクすること」ってどうやったら見つけられるのかというと、川﨑氏が勧めるのが「やりたいこと100のリスト」を作ること。

でも、100個見つけるのは難しいですよね。

それは「やりたいこと」ではなく「できそうなこと」をあげる人が多いから。

そんなときは、

・お金の制限がないとしたら?

・時間の制限がないとしたら?

・年齢、若さの制限がないとしたら?

・過去に戻れるとしたら?

・明日、地球が滅亡するとしたら?

こう考えてリストアップしてみましょうとのこと。

1日5分でもリストアップを続けていくうちに、できないと思っていたことも、できる手段を考え始めるというように、思考回路が徐々に変化していくそうです。

仕事や日常の些細なことも、時間が余計にかかってしまうことや、途中であきらめることが減ってくるそうです。

ハーバードの同僚たちは、「明日から世界一周をしたい」と言った時、そんなのは無理だという人は誰もおらず、ジェット機を安くレンタルする方法や、時間の止め方を真剣に考えていたそうです。

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