昔から厄年とされる年齢があります。
女性は数え年で19歳と33歳、男性は25歳と42歳。
また、女性は7の倍数(男性は8の倍数)の年齢になったとき、体の変化が表れるという考え方もあります。
こうした考え方とは別に、心理学では9がつく年齢が危ないとされているそうです。
つまり19歳、29歳、39歳、49歳、59歳、69歳……の年齢です。
新しいことを始めたくなる
このことを指摘しているニューヨーク大学のアダム・アルターによると、私たちは次の10年に突入するという年齢になると、何か新しいことを始めようとするらしいです。
新しいことにチャレンジするのは素晴らしいこと。
でも、年齢を考えずに無茶な運動を始めて見たり、いきなり仕事を辞めてみようとしたり、浮気しようとしたりなど、家族に迷惑をかけてしまうようなこともしてしまう危険性が高くなるというのです。
「私の能力は、こんなものではない」
「現状の自分は、本当の自分ではない」
「私には、もっと違う可能性があるはずだ」
こんなふうに感じてしまいがちなのが、9がつく年齢のときだそうです。
実は自分も
これを読んでちょっとドキッ。
私は今58歳ですが、これから2年準備して、60歳になったらやりたいと思っていることがあるからです。
まさしく「新しいことを始めよう」としていたわけです。
これまでの39歳とか49歳のときは、特に何か計画したという記憶がないのですが(覚えていないだけかも)、「60歳」というのはちょっとキリがいいように感じて、何かしてみたいなと思ったのですよね。
まあ私の考えていることは大したことではないので、大きなお金を使うとか、家を長期間留守にするなど家族に迷惑かけるようなものではないのですが。
でもちょっと、自分の考えていることを振り返って、「大丈夫だよね?」と一人確認してしまいました。
焦りのような
58歳の私にとって、元気に動けるのは60代の10年程度かなと思います。
70過ぎても活動的に過ごしている人は少なくないと思いますが、持病のあるなしなど個人差が大きくなっていきそう。
そう考えると「早いところ何かやりたいことを見つけなくては」と思ってしまい、焦りに似たような気分になっています。
大したことをしないにせよ、落ち着いて行動しなくてはいけませんね。
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