メンタリストとしてテレビで活躍していたDaiGoさんは、メンタリストからの引退宣言をしたあと、月3万円まで収入が落ちます。
そこで、自分は「読書によって知識を得ること」が何より好きであることを自覚し、それを活かせる仕事を中心に据えてきました。
現在の仕事内容は、企業のコンサルティングやセミナーの講師、執筆活動、ニコニコ動画で心理学についての解説をする有料会員向けの番組を持つ、などをされています。
「本を読むこと」をいかに稼ぐことに結びつけたのか、「「好き」を「お金」に変える心理学」(PHP文庫)に書かれています。
4つのステップ
「好きなこと」でお金を稼ぐためには4つのステップがあります。
STEP0:自分が「本当に好きなこと」を見つける
STEP1:「好きなこと」を極めていく
STEP2:「好きなこと」を収入に結び付けていくための工夫をする
STEP3:「好きなこと」で得たお金を再投資する。
「本当に好きなこと」を見つけるためにどうするのか、1つの章を使って説明しています。
「好きなこと」をマネタイズ
STEP2の「好きなこと」を収入に結びつけていくための工夫には5つのポイントがあります。
1.人に知ってもらう
自分が得意なこと、得意を活かしてできることを周囲に言う必要がある。
ただの押し付けにならないように、「力になれる」ことを宣言する。
2.人を助ける
人は助けてもらったら、それ以上にお返しをしなければいけないと感じるものなので、自分に味方してくれる人を育てておく。
3.「好きなこと」で「貢献」する
自分の好きなことを発信すると同時に、相手の夢にも耳を傾けて、その夢に対して自分はどんな貢献ができるかを考えるようにする。
4.「弱いつながり」こそ大切にする
「強いつながり」とは家族や恋人、親友、職場のごく親しい人など。
「弱いつながり」とはご近所さんや昔一緒に仕事をした取引先の担当者、子どもつながりのパパ友、ママ友など。
新しい世界に飛び出したいとき、自分とは異なる世界にいる「弱いつながり」が役に立つ。
5.決断は「直感」を信じる
「直感」によって下された判断の90%は的中する。
「本が好き」のケタが違う
DaiGoさんの何より好きなことが本を読むことと知ったとき、同じように本好きな私にも何か参考になることがあるのではないかと思いました。
が、DaiGoさんの本好きはケタが違っていました。
時間のあるときは速読で1日に20冊読破するというのです。
それほどの知識量だからこそ、お金に結びつけることができるとも言えますね。
テレビに出ていたころはうかがい知れなかった、DaiGoさんの優れたビジネスセンスの一端を垣間見ることができました。
コメントを残す