子どもが巣立つと若い人と話す機会がなくなります。
我が家も二人の子どもが巣立ってからは、20代の人と話すことはなくなりました。
お勤めしている人なら職場に若い人がいる場合もあるかもしれませんが、退職してしまえば機会も失われます。
新聞の投稿欄で見つけた投稿主さんは81歳の女性。
そのお年なのに若い人との交流があるそうです。
スポーツジム
いったいどこで若い人との交流があるのかと思えば、スポーツジムだそう。
30年以上前から通い始め、今はほぼ毎日行ってるそうです。
ということは、50歳になるかならないかくらいで通い始めたのですね。
この人と同じようにスポーツジムに通っている高齢女性を知っていますが、その人も50歳くらいからジムに通い始めたと言っていました。
50歳前後は、子どもの手が離れて自分の時間ができ、自身の健康も気になる年頃なのかもしれませんね。
言葉の意味
投稿主さんは、ジムで若い人から言葉の意味を教えてもらうこともあるそうです。
久しぶりに会った若者に「しばらく会わなかったね」と言うと、「シューカツで」と返事され、3回聞き直して「就職活動」のことだと教わったとか。
ほかにも「婚活」「KY」など、いろいろ教えてもらっているそうです。
新しいものに挑戦
投稿主さんはジムでいろんな世代の人と話すときの話題のためにと、今まで興味のなかったお笑いも見るようになったそうです。
去年の「M-1グランプリ」を見たところ、優勝したマヂカルラブリーの漫才がわからず、まったく笑わなかったそう。
後日のテレビで、年配の人には伝わらない笑いだと話しているのを見て、自分だけではなかったと思ったようです。
本人の性格
この投稿を読んでいると、人との交流は大切ですね。
スポーツジムは体を鍛えつつ、いろんな世代の人とも交流できて一石二鳥なようです。
しかし、と何事につけてもあれこれ考えすぎる傾向のある私は思うのです。
ジムでも趣味の習い事でも、若い人とシニアがいたら、似た年頃の人同士で固まるのが一般的なのでは。
そのほうが共通の話題も見つけやすいですよね。
ということは、いろんな世代の人と話すという投稿主さんは、気軽に声をかける性格だからこそ交流できているのだとも言えます。
ジムに行けばいろんな世代の人と知り合いになれると言い切れないところ、なかなか難しいですね。
コメントを残す