運のいい人になるには、まず「自分は運がいい」と思い込むことから始まると言います。
いいことが起こると期待し、失敗することがあっても粘り強く再挑戦する。
そうしているうちに、その人には確かに「いいこと」が起こるようになる、と。
これは「運」は精神的なものだとする考え方ですね。
そうではない、「運」とはもっと大きなもの、超常現象だと言うのは作家の林真理子です。
林真理子の運
林さんが直木賞にノミネートされたとき、発表を待つ間に雀荘に行ったところ、今までできなかったようなすごい上がり方が5回続けて起こり、自分でも怖くなったそうです。
今、目に見えない力が宿っていると感じた林さんは、果たして直木賞を受賞しました。
林さん自身、子どものころから町内の福引で当たるなど、運が強いほうだったそう。
しかし大学を卒業したあたりから運はどこかに去り、長く暗い就職浪人生活、アルバイト人生になります。
しかし、ここでメゲず、自分自身に言い聞かせたそうです。
「昔あれほど運がいいと言われた自分が、こんな惨めな目に逢うはずがない。今が間違っているのだ」と。
そして運は徐々にこちらに顔を向けてくれたと言います。
林さんによると、運は強く、明るく前向きな人に宿りやすいそうです。
うまくいかなかったからと言って、肩を落とし、落ち込んでばかりだと運は向いてこないということですね。
運からのお使い
小さなことだけどイイコトがいくつか起こったりすると、「運がいいなあ」と思いますよね。
林さんによると、運はまず、人との出会いという形で訪れることが多いとか。
運が台頭する時期、自分を褒めてくれて、力づけてくれる男性というのは、運という莫大なものからのお使いなんだとか。
「世の中がだれ一人として認めてくれなくても、こちらを讃えてくれる人間が一人出現する。それからすべては始まるのである。」
コピーライターを経て流行作家になり、数々のヒットを飛ばしてきた林さんが言うと、真実味がありますねえ。
そういう人、身近にいますか?
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私は昔から暗め、テンション低めの人間なので、こういうのを読むともうちょっと明るいほうがいいのだろうなと思います。
でも昔ほど、嫌なことを引きずらなくなったようです。年とって神経が太くなったのかも。
運をこっちに向かせたいな。
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