息子から「将来は老人ホームに入ってね」と言われた50代主婦の発言小町のトピを読みました。
すでに結婚している息子は普段から嫁実家へ頻繁に行くものの、自分の実家へはお金の用事のあるときだけ。
結婚のときもお祝い金を渡そうとすると、長男なんだからこちらの主導で全額負担してほしいと言っていたそう。
どんな子どもでも
トピ主さんは、「長男はお調子者でお金にルーズで、大学を出て就職して5年経っても貯金はゼロ」と言っています。
息子の性格に諦めもあるのかトピ主さんは終始わりと淡々とした口調ですが、レスを書き込んでいる人たちは息子の言葉に引き気味なようです。
だけど、20代の若さで「老後のことは心配しないで。全部やってあげるよ」なんて言う息子や娘なんているのでしょうか。
若いと自分のことだけで余裕はないだろうし、親が年いけば何がどう変化するかなんて全く想像もつかないはず。
結婚したなら余計に、自分の家族のことだけで精いっぱいじゃないでしょうか。
親が欲しいのは
この息子の言葉が残念だと感じる人は、自分の子どもに介護してほしいと思っているのかな?
同じ県内在住とかなら可能かもしれませんが、子どもが転勤族ならまず無理だと思ったほうがよさそうですよね。
転勤で全国転々としたあげく、実家のそばに来てくれるとは限らないわけで、結婚相手が遠くの人だったりしたら、配偶者の実家寄りに落ち着くことだって考えられます。
というようなことを考えることがあります。私にも息子がいるので。
おそらく親にしてみれば、本当にシモの世話までして欲しいわけではなくて、「いざというときはこの子がいる」という保険のようなものが欲しいのかもしれません。
精神的なつながりというか、よりどころと言うか、子ども=安心と思っていたいのかも。
覚悟があれば
しかし、年取って弱ってきたらケアマネさんに頼んでヘルパーさんに入ってもらうなりして自宅で過ごすことはできるそうです。
そう覚悟を決めれば、子どもに「老人ホームに入って」なんて言われても、ずっと自宅にいるつもりだと突っぱねることもできそう。
精神的に子どもに頼らないで生きようと覚悟を決めることが大事なのかもしれません。
トピ主さんはその意味で、いい機会になったと考えられますね。
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