芸能人の子どもで、親と同じく芸能人を志す場合があります。
間近で仕事ぶりを見たり話が聞けたり、関係者との交流があるなどして自然に目指すようになるのかもしれません。
中には親以上の名声を得る人がいないではありませんが、あまりぱっとしないケースも見受けられます。
セリフの暗記力
親から美しい容貌を受け継いでいてもさほど人気が出ないのは、才能など何かしら足りないものがあるからかも。
以前、さんまと大竹しのぶの娘、IMALUさんがテレビで語っていましたが、母である大竹しのぶが台本を手にしているのを見たことがないらしいです。
だから、自分がラジオの仕事をしたとき台本を持って行かなかったら、こっぴどく叱られたそう。
大竹しのぶという人は台本を頭に入れるのがすごく早くて、舞台などでのセリフの変更があっても一度読めば頭に入るとか。
ハリウッドの名女優、メリル・ストリープも若いときは一度台本を読めば覚えられていたそうです(今はどうなのでしょうね)。
俳優ならまずは演技力と思いがちですが、演技力があってもセリフが暗記できなければ舞台でも映画でも仕事ができません。
大きな役になればなるほどセリフも膨大になるでしょうから、思うより向き不向きのある仕事なのかもしれませんね。
ハングリー精神とかプライドとか
才能以外で売れない理由として考えられるのは、裕福な環境で育ったためにハングリー精神に欠けるという場合もあるかもしれません。
恵まれた環境で育ったために、何が何でも有名になって見せるという根性に欠ける場合もあるのではないかと。
傍から「もっとガツガツやれ」と言われてできるものでもなさそう。
ほかには親が有名であるがゆえのプライドの高さなども考えられます。
親のしている華やかな仕事やギャラの高さを見ていると、若い自分に来る仕事がつまらなく見えて嫌気がさす、なんてこともあるかもしれません。
実力主義
有名芸能人の子どもが芸能界に入ったもののあまり活躍していないというケースを見ると、芸能界って実力主義なんだなと感心します。
誰かの子どもであるという理由では人気は出ず、本人に力がなければ高みには登れないようになっているのですね。
常識では考えられないようなことも多い業界のようですが、この点では平等と言えるのかもしれません。
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