世界的名著と言われるカーネギーの「人を動かす」を読んでいます。
その中に「人に好かれる六原則」というのがあります。
どれも珍しいことではなく、ごく当たり前と思われるような項目なのですが、確かにこれを実行すれば人には好かれるだろうなというものばかり。
「人に好かれる六原則」とは
- 誠実な関心を寄せる
- 笑顔を忘れない
- 名前を覚える
- 聞き手にまわる
- 関心のありかを見抜く
- 心からほめる
ほめられたい
個人的に、これをされたら相手のことが大好きになってしまいそうと思うのは「6」です。
この年になれば(いや子どもの時も?)誰もほめてくれません。
私も人をほめる習慣はありません。
仮に誰かほめてくれる人がいたら、「いや~そんなことないです~」と言いながら耳ダンボになって相手の言葉を一言漏らさず聞こうとし、その日はずっと胸の中に明かりが灯ったような気持になる気がします。
すごく嬉しいのは間違いないです。
嬉しいとわかっているのに、どうして人をほめたりしないんだろう?
余裕がないからかな?自分のことで精一杯なのかもしれません。
この誉め言も「心から」というのが大事で、適当なほめ言葉を言われても、全然嬉しくないです。
おべんちゃらに聞こえて、なんであんなこと言うんだろう?もしかして下心でも?と余計な疑いを持つ羽目になりかねません。
「心からほめる」ためには、相手と真剣に向き合い、良いところを見つけようとする必要があるので、簡単ではありません。
習慣は第二の天性
実際に「感じがいい」と言われている人は六原則のいくつかに当てはまっていそうです。
全部に当てはまる人はなかなかいないかもしれませんが。
人と付き合う時はこの六原則を忘れず習慣にしようとするといいかもしれません
すぐに身につくと高をくくっていると、相手から思うような反応が返ってこないとすぐに嫌になってしまったりしますので、そこは気長に。
「習慣は第二の天性なり」という言葉があるように、根気よく見に着くように努力しているとそのうち生まれついた性質のようになり、人から好かれるようになるかも。
好かれる人は家庭でも職場でもどんな場所でも周りの人と楽しく付き合うことができるので、銀行に預けている貯金よりも自分を助けてくれるかもしれませんね。
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