アトリエコートで仕事や家事。角野栄子さんの場合

家の中で家事や仕事をするとき、着るものに困ります。

エプロンやかっぽう着は便利だけど、いくら近所でもそのままで外出はちょっと。

児童文学者の角野栄子さんはアトリエコートを着ているそうです。

アトリエコートってなに?

アトリエコートとは

アトリエコートは、もともとはフランスなどの家畜の仲買人が着ていた作業着のことで、20世紀になってコートタイプになりました。

学校の先生や事務員から子供達にまで幅広く着られたということです。

また芸術家も好んで着たようで、おそらくここから名前がついたのでしょう。

リンゴ柄

Eテレ「カラフルな魔女~角野栄子の物語が生まれる暮らし」の「見えないものを見るメガネ」を見ました。

あるシーンで、台所に立つ角野さんが羽織ものを着ていました。

茶色の地に、赤や黄色や黄緑色のリンゴが並ぶ、楽しい柄の服。

前開きのシャツタイプで、袖はゴムが入り、裾はふくらはぎくらいの長さ。

エプロンが好きでない角野さんは、イタリアを旅行したとき、朝、こういう服を着てお掃除や洗濯をする人達を見て、真似してみたようです。

ゴミ捨てなどもパッと羽織れて便利だとか。

仕事をするときは仕事モードにしてくれるという役割もあるそうです。

角野さんのアトリエコートはテレビで見る限り、綿?のような軽い生地で作られているようです。

4年前の本でも

私が持っている「角野栄子の毎日いろいろ」という本にも、アトリエコート(本では「仕事着」と書かれています)のことが出てきます。

「ワンピースとかっぽう着の間のようなデザイン」で、いつも洋服を仕立ててもらう人に作ってもらっているそうです。

汚れてもすぐに洗えて、今では欠かせないものになったとか。

本は4年前の出版なので、それからもずっと使っているのですね。

本では赤とストライプの二種類が載っていましたが、今はリンゴ柄を愛用しているようです。

メガネ

誰にも会わないときでも、おしゃれ心を忘れない角野さん。

まずメガネを決めてから着るものを決めるそう。

番組内で、娘のくぼしまりこさんと都内のメガネ屋さんでメガネを買うところが写っていました。

りこさんが勧めて、角野さんが「買う」と決めたのは、ピンクとブル―のチェック柄。

メガネはちょっとふざけたのがいいそうですよ。

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