ターシャ・テューダー、すべての夢を叶えた人

先日、BSプレミアムで「永遠のターシャ・テューダー 生誕100年 夢は今も息づいて」を見ました。

ターシャの死後8年たった、2015年に放送されたものです。

亡くなって、もう14年もたつのですね。

ターシャの経歴

ターシャはボストンの名家出身。

子どものころの夢は、

「人里離れた農家に住んで木や花の植わった庭と犬や猫などのペット、それに山羊や鶏などの小動物に囲まれ、絵本のさし絵を描く」

というもの。

彼女はそれらの夢をすべて叶えました。

ターシャは結婚した年に初めての絵本を出版。

子ども4人に恵まれますが、その後46歳で離婚します。

57歳のときにバーモント州に移り住み、多くの動物を飼い、作った広大な庭が評判となります。

人形づくり

ターシャは絵だけでなく、手作りの人形が当時評判になったり、マリオネットを作って人形劇を上演したりもしています(山羊を入れる小屋を人形劇用に改装までした)。

番組では、博物館に展示されていた人形(エマとサディアス・クレーン大尉)が戻ってくるシーンがあります。

ターシャは喜んで、「もう手放さないわ」と言っています。

博物館で展示されて広く知られるより、好きなものは手元に置いておきかったのでしょう。

絵本作家として売れたターシャですが、自分のことを商業美術家であると言い、絵を描くのは生計をたてるため、食べていくため、もっと球根を買うためだと言っています。

長男や孫の手を借りて

歩いて10分のところに住む長男のセスや、孫のウィンズローらの力を借りて、老いてからも一人で暮らしたターシャ。

力仕事などを頼むとありがとうの言葉を忘れないいっぽうで、自分の要望はちゃんと伝えています。

相手への遠慮とか、手間をかけるのが悪いとか考えて、言いたいことを我慢することはなさそう。

年をとっても自分が何を求めているのか、はっきりわかっている人だったようです。

ソローの言葉

番組内で紹介されていたヘンリー・ディヴィット・ソローの言葉。

自信をもって自分野夢に向かって進み、自分が思い描いたような人生を生きるように努力すれば、予想外の成功がえられるだろう。

これがターシャの信条だそうです。

子どものころからの夢を実現させたターシャを見ていると、私は何をしたいんだろう、どうなりたいんだろうと思ってしまいます。

番組のターシャのように、ポーチに置いた椅子に座って景色を眺め、「今日もいい日ね」なんて言ってみたい。

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