息子の大学時代の友人のお父さんが詐欺にあったと聞いてびっくり!
しかも金額は1000万円!
お父さんはおそらく50代(面識なし)。普通のサラリーマンだと聞いています。
振り込め詐欺とかにあうにはまだ若いですよね。
バイナリーオプション
聞いてみると、バイナリーオプションに関する詐欺だったようです。
バイナリーオプションは、為替相場や株価指数などを対象に、あらかじめ決められた時点、期間の騰落を予測し、ある値よりも高いか低いか、一定の範囲に収まっているかなど、二者択一で選ぶ取引です。
金融庁ホームページより
お父さんはSNSで知り合った人から紹介された海外の業者の元で取引を開始し、ン千万の利益を上げたそうです。
儲けたお金を引き出そうとしたときに1000万円必要だと言われ、振り込んでしまいます。
そしてお金は引き出せず、業者とも連絡できなくなっているようです……。
金融庁のホームページには、バイナリーオプション取引のリスクや、無登録者と取引をしないことなどの注意点が書かれています。
しっかり勉強せずに始め、多額の損失を被ったり騙されるケースが多いようです。
親戚に借りる
話を聞いていると「どうして聞くからに怪しげな取引に手を出したんだろう? どうして振り込んでしまったんだろう?」と不思議に感じます。
でも、相手は最初から騙すつもりで、信用させるよう用意周到に準備しているのでしょう。
多額のお金が儲かっている(と本人は信じている)と、精神状態が普通でなくなるのかもしれません。
お父さんは、振り込んだ1000万円を親戚に借りたそうなのです(自分の貯金がどの程度あるのかはわかりません)。
これから定年までの期間はそれほど長くないはずですが、毎月いくら返していけばいいかを息子さんと一緒に計算したそうです。
立場が逆
息子さんはしっかりした人で、父親がそんな取引をしていると以前に聞いたとき、「そんな危ないことはやめとけ」と注意したそうなのですが、父親は聞かなかったそう。
普通は逆ですよね。
危ないことを手を出そうとする息子を諫めるのが父親だと思うのですが。
息子さんは父親が詐欺にあったことを聞いた夜、一睡もできなかったそうです。
真面目な若者が金銭的に足を引っ張られることにならなければいいのですが。
そして夫婦仲は大丈夫でしょうか。
コメントを残す