これさえできれば老後資金が足りなくても大丈夫

50代になって老後の生活がチラつき始めると心配なのが老後資金。

2000万円も貯められそうにないと思ったとき、言い知れぬ不安を感じます。

でも、あることができれば年収が低くても大丈夫だと、ファイナンシャルプランナーの深田晶恵氏は言います。

積み立てし残ったお金で生活

そのあることとは、

「毎月積み立てをし、積み立てを優先して残ったお金で暮らす」

ということ。

これができないと、いくら収入が多くてもお金はたまらず将来への不安もなくなりません。

年齢がいくつであっても、収入が多くなくても関係なく、すぐに始められること。

月々の収入からまずは貯金するべきお金を取り、残った分で生活することを始めましょうということです。

現役時代にこの習慣を身につけておくことで、年金生活に入って収入が大きくダウンする生活の練習になるということです。

支出を減らして

いざ年金生活になっても、その範囲内で生活するだけでなく、上手に支出を減らして貯金までできている人もいます。

別の記事に載っていた70代の一人暮らしの女性は、年金5万円。

間食を減らして3食自炊にするなどして1か月の食費は1万1257円に抑えました。

家具や小物はDIYで、服は買わずに持っているものをリメイク。

月1万5000円の生命保険をやめるなどし、1か月の支出は合計3万6278円。

ここまで支出を減らせるのはかなりすごいですね。

書かれていないような節約技がいっぱいあるのかもしれません。

貯金まで

この女性、小物を作ってフリマアプリで売り、1万2000円の収入があったそう。

年金から支出分を引き、フリマアプリでの売り上げを足すと2万5722円。

この記事では、月2万5000円の貯金でも、65歳から100歳までの35年間続ければ1000万円貯まる、と書かれていました。

実際には想定外の出費もあるでしょうし、フリマアプリで順調に売れるとは限りませんから、毎月2万5000円の貯金は難しそう。

でも、人生100年時代ですから、これくらいの覚悟でいたほうがいいのかもしれません。

ケタ違いのお金持ちの話を見聞きすると、どこからかお金が降って湧くような錯覚を覚えるようなときもあります。

支出を減らし、コツコツ貯め続けることでしかお金は増えない(投資もありますが)と肝に銘じておくべきかもしれません。

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