去年、「熟年夫婦が若いときにやっておけばよかったと思うこと」を聞いた松井証券の調査があります。
答えたのは、結婚30年以上の50~60代男女400名。
それによると2位~5位は以下のようになっています。
2位 定期的な運動(26.0%)
3位 後悔したものはない(24.7%)
4位 旅行(19.9%)
5位 親孝行(18.7%)
やっぱりお金
では1位はなんでしょう?
だいたい想像つくように、1位「資産形成・資産運用」(37.6%)となっています。
まあそうでしょうね。
たいていの人は「若いときからもっと貯めておけばよかった」と一度くらいは思うことはあるんじゃないでしょうか。
でも今から20代に戻れたとしても、生まれ変わったようにしっかりお金を貯められるかというと、それはまた別な気がします。
若い人も
この調査では、結婚3年以内の20~30代の男女400人にも「あなたがまだやっていないことの中で、やらないことで将来後悔したくないこと」を聞いています。
1位 資産形成・資産運用(30.9%)
2位 教育計画(26.0%)
3位 出産計画(22.0%)
4位 家計管理(21.3%)
5位 パートナーの資産確認(19.8%)
20代30代のうちからしっかりお金を貯めて運用したいという意識を持っている人は多いのですね。
ただそれを実行できるかどうかが難しい。
漠然と「お金を貯めたい・運用したい」と考えているだけでは資産は作れないということでしょうか。
後悔しない
こういう調査結果を見ると思うのですが、若いころからちゃんと資産運用してきて中年になった人は、若いころの過ごし方を後悔していないのか、ということです。
「若いときからもっとお金を貯めればよかった」と後悔している人は、若いころに好きにお金を使って楽しい思いをしてきたわけですよね(稼いだお金を自分で使うという前提で)。
いっぽう、倹約したりお金についての勉強に時間を使ってきた人は自由に使えるお金が少なかったはずですが、「やりたいと思うことにお金をもっと使えばよかった」という後悔を持っていないのかなと思うのです。
しっかり資産運用するような人は、お金が趣味のようなもので、他にやりたいこともなかったのでしょうか?
どうやらそんな後悔はなさそう。
ある種のお金持ちは気付いたら貯まっていた、というくらい倹約生活が身についているそうです。
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