付き合っていた人と別れた後、愛情はないのに執着だけが残って苦しむことがあります。
そんな執着の手放し方がわからず悩む人へ、劇作家・演出家である鴻上尚志氏がアドバイスを送っています。
えっ?と驚くような方法ですが、さてそれは。
相談内容
相談者の50代女性は、同じ社内の年下男性と10年間お付き合いをしてきました。
二人の関係はいつか終わりが来るとわかっていたので、男性から別れを告げられたことにも納得しているそうです。
ただ、彼が同じ社内の事務の女性とイチャイチャしているのを見ると、「血が逆流」してしまうとか。
彼への執着を手放し、逆流を抑えられるようになりたいというのが相談内容です。
相手の顔を思い浮かべて、そして
これに対する鴻上氏の答えがユニークです。
まずは、逆流しそうになったら速やかにその場を離れ、深呼吸。ここまでは普通です。
そして相手の顔を思い浮かべ、
「ゆっくりと相手の顔の皮膚を想像の中で剥がしていく」
のです。
「進撃の巨人」に出てくるような、筋肉だけの、赤い顔が出てきます。
これをすると、執着していた気持ちが、ふっと冷静になるそうです。
後はこれを繰り返すだけ。
イチャイチャを見たら、会いたくなったり好きだなとか切なくなったら、顔の皮膚を剥がす。
この方法で、執着はゆっくりと消えていくそうです。
恋愛の執着に振り回されているときは、これくらいのショック療法を使わないと、気持ちは変わらないと鴻上氏は言っています。
同じ職場は地獄
かつての恋愛相手への執着は、普通なら3年ほどで消えていくとか。
しかしそれは相手に会わず、SNSで情報も手に入れず、写真も見ず、代わりに仕事や勉強、何かの活動に打ち込んでいる場合。
相談者さんのように「同じ職場」にいるときは、まさしく「恋愛地獄」にいるわけで、こういう強烈な方法が必要になるのかもしれません。
少々、猟奇殺人みたいな方法ですが、想像するだけのことですしね。
私にはいま執着している相手はいないので想像するだけですが、けっこう効果あるのではないかと思います。
楽しかった思い出も相手の優しさも、それこそ顔の皮膚と一緒に剥ぎ落してしまうのですから。
今後、もし執着する相手が出れば試してみよう。
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今年も一年、当ブログを読んでいただき、ありがとうございました。
皆様、よいお年をお迎えください。
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