「毎月〇万円貯めよう」と決心しても上手くいかないことは多いもの。
投資家の中原良太氏によると、「確実にお金を貯められる方法」があるそうです。
それは目標達成テクニック「if-thenプランニング」を使った方法です。
if-thenプランニング
If-thenプランニングとは、「○○になったら、△△をする」のように、計画を決める目標達成のテクニックのこと。
アメリカの心理学者ハイディ・グラント・ハルバ―ソンが紹介した手法で、100以上の研究で効果が立証された、再現性の高いテクニックです。
例えば、
「夜7時になったら、飲み会に行く」
「朝10時になったら、歯医者に行く」
のように、行動の「きっかけ」と「やること」をセットにします。
こうすると、高い確率で目標を達成できるとか。
コツは「具体性」です。
歯医者の例で言うと、
「朝9時45分になったら、着替える」
「9時50分になったら、歯磨きをする」
「9時55分になったら、家を出る」
「10時になったら、歯医者につく」
のように、「やること」を具体的にします。
どれかが欠けるとうまくいかない
この方法は「きっかけ」「やること」「具体性」のどれかが欠けるとうまくいきません。
「月に5万円貯金する」「1年で100万円貯める」という目標がうまくいかないのは、きっかけが欠けているから。
これを「給料日が来たら」「ボーナスが振り込まれたら」という「きっかけ」を作ると貯まりやすくなります。
もっと貯めたい人は、「きっかけ」をたくさん作るといいです。
「買い物でお釣りをもらったら、小銭を貯金する」
「飲み会を断ったら、飲み代を貯金する」
というように。
具体性を高めるとは
そして「やること」をもっと具体的にします。
具体的とは、「どこにお金を置くか」「どうやってお金を貯めるか」などです。
お金を置く場所とは、「貯蓄専用の口座に移動する」や「貯金箱に入れる」など。
どうやって貯めるかは、おすすめは自動積立で投資信託や国債を買うなど(定期預金は利回りが低いので避ける)。
こうして金を貯める「きっかけ」「やること」「具体性」を考えることで、蓄財の成功率が高まるそうです。
この方法の有効性は中原氏自身が効果を実証済み。
20代で1000万円以上貯めたそうです。
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