「失敗したのはやり方が悪かっただけ」という考え方

仕事か何かで失敗したとき、どう考えるでしょう。

・他人や周りの環境のせいにする。

・自分に能力がなかったせいだと、自分を責める。

成功する人は、このどちらでもないそうです。

成功する人は「失敗したのはやり方が悪かっただけ。だからやり方を変えよう」という考え方をするのです。

うまくいかないとき

強運コンサルタントの横山信治さんのセミナー参加者の中には、「本を出版したい」という人が何人もいるそうです。

ところが実際に出版にこぎつける人は多くないとか。

まず半分の人は夢を語るだけで満足します。

企画書を出版社に出すのは半分だけ。

その人たちも企画書がすんなり通ることは稀で、ほとんどは不採用になります。

すると、また半分が脱落します。

たった1回の失敗で、「自分には才能がない」と自分を責めたり、「出版社に自分の意図は伝わらない」と相手を責めて終わったりします。

編集者のアドバイスを聞き、企画を手直しして再度トライすることもできるし、もし1社がダメでも他の社で通るということもあります。

失敗や逆境は間違いを教えてくれるきっかけだと考えられる人が成功するということです。

ツキとは関係がない

食事に出かけたとき、最初のお店は満席で入れなかった。

次のお店は改装中で休業だった。

隣町の店に行こうと車に乗ったら、自己渋滞で車が動かない……。

こんなとき「ツイてない」と嘆いてしまいますね。

でもよく考えたら、満席で入れなかったのは店が流行っているとか、金曜で人手が多かったなどの理由があります。

休業だった店には店の事情があり、渋滞も自分とは直接関係のないことが原因です。

そうした外部の事情と「自分のツキ」とは関係がありません。

なのに「自分は運が悪い」「ツイていない」と考えたり、人によっては落ち込んだりするのはおかしなことです。

成功している人に共通しているのは、素直に現実を受け止めて、「次はこうすればうまくいくだろうな」と考えること。

店の場合なら予約するとか、渋滞しそうな道は避けるとかすればいいということです。

・1回失敗しただけで諦めない。

・自分と因果関係のないことと、自分の運やツキのないせいにしない。

小さなことでも、この2つを心掛けようと思います。

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