資産を築いても節約家

億という資産を築いても節約生活を続ける人の記事を読むことがあります。

自分が勝手に持っていたお金持ちのイメージとは、ずいぶん違うんだなと気づかされました。

桶井道氏もそんな一人。

2年前にFIRE

桶井道氏は、2年前に投資で資産1億円を達成し、47歳でサラリーマン生活をやめてFIRE(経済的自立と早期リタイア)したそうです。

現在は配当金15万円、ブログや印税など月に41万円の収入があります。

生活費に10万~12万円使い、残りはさらに投資に回しています。

こうした生活の基礎となるのが「節約」だそうです。

ラテマネーと通信費

桶井道氏が重視する節約はラテマネーと通信費。

学生時代から出かけるときは必ずマイボトルを持参していて、外では飲み物を買わないそうです。

「1日500円を節約すれば1年で18万円。

これを年利5%で投資にまわせば43年後には2716万円。

老後2000万円問題も解決します」とのこと。

ただ、「週1回のスタバが本当に楽しみなら、“贅沢”と区分してもOKだと思います」と語っています。

何を我慢し何を贅沢と考えるかは、自分で決めればいいということですね。

そして通信費についても、手続きが面倒だからと大手キャリアで契約を続けると大損。

格安キャリアに帰れば月4000円の節約、年4.8万円のお金が生まれると言います。

最近では大型ごみの解体まで自分で行って、回収費を節約しているそうです。

上手に贅沢する

桶井道氏によると、「節約のコツは上手に贅沢すること」なんだとか。

節約を長続きさせる秘訣は、

1.明確な目標を持つこと

2.自分への贅沢を一つだけ許すこと

ここでの贅沢は、プチではなく、自分が本当に価値を感じる贅沢をすること。

「例えば3つ星ホテルに2~3回行くなら、5つ星に1回行く方が満足度も高く、学ぶことも多い」という考え方のようです。

お金の使い方にメリハリがついているのでしょうね。

そして「贅沢を一つだけ」を自分に許し、うまく節約生活のガス抜きをしているようです。

次なる目標

こういう記事を読むと、「ご家族は節約生活をどう思っているのかな」なんて気になるのですが、桶井道さんは独身でご両親と持ち家に同居のようです。

難病の父親を介護、子ども食堂のボランティアをしているという情報もありました。

FIREは、いろんなことを考えた末の決断なのかもしれないですね。

そんな桶井道さんの次なる目標は、「60歳で資産額1億5000万円、年間配当額240万円」だそうです。

読んでいただきありがとうございました。
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