ときどき瞑想をしています。
最初は3分しかできなかったのが、5分程度はできるようになりました。
呼吸を意識するようにして何も考えないようにします。
考えが沸き起こったときは、呼吸に意識を戻します。
瞑想は心を落ち着けストレスを改善し、自制心を鍛えるといった効果があると言われています。
疾病への効果
瞑想の効果について、科学的に解明を試みる動きがあるそうです。
スポーツメンタルコーチの鈴颯人氏によると、瞑想は疾患や症状にも効果があるとわかってきたそうです。
高血圧、過敏性腸症候群の緩和、不安感・うつの解消、不眠症の改善、急性呼吸器症候群の改善が期待できるそうです。
ただし、疾病の改善目的で瞑想をする場合は専門家の指示や助言が必要であること、当然ですが医療機関を受診しなくていいということではありません。
BDNF濃度が上昇
ある研究では、さまざまな集団に対して瞑想だけでなく、ヨガ、太極拳を通した検証が行われました。
すると、神経抹消の脳由来神経栄養因子(BDNF)濃度が有意に上昇したことが確認されました。
BDNFとは、神経細胞の成長を調節するたんぱく質で、脳細胞の増加には不可欠な因子です。
また、「長期記憶の定着」などに深くかかわるシナプス可塑性にも関与していることがわかっています。
なぜ瞑想がBDNFの抹消濃度を上昇させるのについてはわかっていませんが、瞑想がスポーツにおける「動作の定着」や「運動神経」に深くかかわっているとされる因子を増やしている可能性が示唆されたとのことです。
スポーツの世界ではイチローやタイガー・ウッズなど著名アスリートが瞑想を実践しているそうですが、こうした効果を実感しているのかもしれません。
寝付けないとき
私は瞑想を始めてから役に立ったと思うのは、中途覚醒のときです。
夜中に目覚めたときにいろんな考えが頭の中いっぱいになって目が冴えてなかなか寝付けないことがあります。
そんなときに瞑想の時と同じように呼吸に意識を向けるようにすると、余計なことを考えずにまた眠りにつくことができます(うまくいかないときもありますが)。
瞑想することを忘れてしまう日もあるのですが、これからも続けていこうと思っています。
コメントを残す