運とは適当なタイミングで適当な場所にいること

誰しも「運がいい人」になりたいと考えているでしょうが、この「運」とは何を指すのでしょう。

私は「流れ」のようなものかなと思います。

早い流れも遅い流れもあるし、よどんでいたり、ぐるぐる同じ場所で回っているだけのときもありそう。

「運のいい人」はいい流れに乗っていて、「運の悪い人」はよどんだ流れから抜け出せない人。

努力すれば、いい流れに近づいたり乗れたりするのではないかなと思っているのですが。

ぼた餅が落ちるのは

立命館アジア太平洋大学の学長、出口治明氏は、運とは「適当なタイミングで、適当な場所にいること」だと言っています。

出口氏は棚からぼた餅を手に入れることを例として挙げています。

ぼた餅は、どんなに調べても、いつ、どこに落ちてくるかはわからない。

たまたま、ぼた餅が落ちてくるときに居合わせたとしても、近くにいるのは自分だけではなく大勢の人がいます。

その中で、いち早く走って行って、真下で大きく口を開けた人だけがぼた餅を食べることができます。

つまり、たまたまぼた餅が落ちる近くに居合わせることができるのは、運の良し悪しではなく単なる確率の問題だと考えているそうです。

ぼた餅を手にする条件

そして、近くにぼた餅が落ちてきたとしても、周囲をしっかり観察していなかったら気付かない。

前だけ見ていたら、後ろに落ちてくるぼた餅に気付かない。

キョロキョロしすぎると見逃してしまう。

「ここに落ちてくるはずだ」と自分の考えに固執する人も見逃す可能性が高くなる。

気付いたとしても、そのとき二日酔いだったら体が動かない。

出口氏によると、ぼた餅を手にする最低条件は、

・いつ何が起こるかわからないのだから、素直な気持ちで広い視野を持つ。

・いつ何が起きても何とかできるように、自分の体調管理をしっかりする。

この二つだそうです。

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運の良し悪しなんてものはなく、チャンスをものにするためには日頃からの準備が不可欠というのは、確かにその通りですね。

でも、目標に向かって必死に頑張るような日常を送っていない私などは、才能とか努力とかには関係なくもたらされる「運」があって欲しいなあと思います。

仮にそんな運があったとしても、それを掴むには努力なり何なりが必要なのでしょうけど。

読んでいただきありがとうございました。
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