生きていく上で、何かしら悩みごとや心配ごとを抱えているのは当たり前なのかもしれません。
でも、そのことで頭がいっぱいになって、他のことにまで気が回らないような状態は避けたいもの。
「四六時中、心配ばかりしている」のを止めるにはどうすればいいのか、Forbes JAPANの記事を読みました。
コントロールできるかできないか
心配ごとを止めるコツは2つあります。
1つは、「自分でコントロールできるものとできないものを特定する」ことです。
例えば、マーケティング用の広告を人目を引かせるようにするのはコントロールできるけれど、人がその商品を買うかどうかはコントロールできません。
問題に直面したとき、「これは私が解決できる問題なのか?それとも問題についての感じ方を変える必要があるのか?」と自問すること。
問題が自分のコントロールの範囲であれば対処する。
コントロールできないことであれば、感情の状態を変化させることに焦点を当てます(趣味に打ち込むとか、瞑想するとか)。
元プロ野球選手の松井秀喜さんも、「自分にコントロールできないことは一切考えない。考えても仕方ないことだから。自分にできることだけに集中する」と言っていました。
予定に組み込む
2つ目のコツは、「心配するための時間を予定に入れる」です。
心配するための時間を毎日15分取ります。
ただし就寝前に心配してしまうと寝ることができなくなる可能性があるので、別の時間にします。
その時間以外で心配している自分に気付いたら、今は心配するための時間ではないこと、その後予定された時間に心配事について考える十分な時間があることを思い出すようにします。
心配するための時間が来たら、何でも好きなことを心配します。
書き出したほうが良ければそうします。
15分が過ぎたら、いつもの生活に戻るように自分自身に言い聞かせます。
これを実践すれば、心配事について考える時間を1日わずか15分に抑えられることが、複数の研究で分かっているそうです。
際限なく心配することを止められたら、自分でコントロールできることに割ける時間とエネルギーが増えるとのこと。
父の心配
最近の私は、父の体調が思わしくないことが常に頭にあります。
そのせいで、何か楽しいことをしているときでもあまり楽しいと感じなくなっています。
父が衰えていくのを食い止めることはできないけれど、母と協力するなどできることを考えることにします。
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