週に1、2日だけでも8000歩以上歩くことで死亡リスクを下げられるかもしれないことがわかったそうです。
しかも毎日でなくても効果ありとのこと。
ハードルが下がった気がします。
研究結果
これまでの研究で毎日8000歩以上歩くと死亡リスクが下がることが分かっていました。
ただ、週末だけ歩くなど週に数日のみ歩く場合の効果はわかっていませんでした。
京都大学などのチームは、米国の20歳以上の男女3101人(平均年齢50.5歳)を対象にした調査結果から、1週間の歩数と10年後の死亡リスクの関係を調べました。
すると、8000歩以上歩いた日がゼロの人に比べ、1~2日の人は14.9%、3~7日の人は16.5%、リスクが低下していました。
歩く日数が多いほどリスクは下がったけれど、週に1~2日しか歩かなくても、3~7日歩く人と同じくらい死亡リスクを下げられる可能性が示されました。
また、歩数を1日あたり6000~1万歩に変えた場合は、歩いた日がゼロの人に比べ、1~2日歩くだけで死亡リスクは大きく下がったとのことです。
1日8000歩で健康効果があるという内容の本を読んだことがあります。
改めて「8000歩」の効果が証明されたということですね。
8000歩に必要な距離・時間
では8000歩とはどのくらいの距離を歩けばいいのでしょう。
8000歩歩くのに必要な距離や時間は、歩く速度や歩幅によって違いが出てきますが、ざっくり見て距離は約6キロになります。
かかる時間は、普通に歩くと80~90分、早歩きなら50~60分とのこと。
私が普段歩いているコースは45分と1時間の2種類(と書くと、いかにもよく歩いているように見えますが、最近は週1歩くかどうかです……)。
1時間以上歩くのは疲れるというより時間がもったいなく感じてしまい、これ以上は滅多に歩きません。
でも1時間程度だと8000歩に届きませんので、もうちょっと歩かなくては。
止めてしまわず
ただ歩くだけですが、時間が取れなかったり天気が悪かったりで実行できないときは意外と多いもの。
「あー、今週もまた歩けなかった。もうウォーキングなんて止めてしまおう」なんて思わずに、歩けなくても何回でも再開すればいいですよね。
コメントを残す