痛いからと動かないのは楽しい人生を放棄するようなもの

「ロコモティブシンドローム」は加齢に伴う筋力の低下や病気などが原因で運動機能が衰えた状態のこと。

高齢者がなるものだという思いがちですが、スポーツ整形外科医の渡會公治氏によると、40代50代でも「ロコモ予備軍」が見られるとか(「8760 by postseven」の記事より)。

腰が痛い、肩が凝る、ひざ関節が痛む、など体のどこかに違和感を覚えるようになったら、ロコモ予備軍に入ったと自覚し、対策を考える必要があるそうです。

ドキッ。私のことです(腰痛もち)。

使えばよくなる

人間の体は、筋肉と骨だけを使って動いているのではないそうです。

右足を前に出す時、実際には左足で支えている。

姿勢を保つために腹筋も背筋も働いている。

つまり、右足を出す動きは、「全身の動き」なのだそうです。

体のどこかが悪くなると、全身がうまく動かなくなり、そのうち痛みのある所以外も痛くなってくることはよくあること。

痛いからといって動かないでいると、事態はますます悪化するそうです。

人体を構成する運動器(筋肉、骨、関節、神経、靭帯、腱、軟骨などの総称)は、使えばよくなり、使わないと悪くなり、使いすぎるとまた悪くなります。

体には適度な運動が必要だそうです。

反対に、「痛いから動かない」のは、楽しい人生を放棄するようなものだとか。

痛みがある人はじっとしているのではなく、上手な体の使い方を覚えて、少しづつでも筋肉を鍛え、やわらかくしていくことで、以前より動けるように、行動範囲が広くなる、と渡曾医師は言っています。

諦めずに

「痛いから動かないのは楽しい人生を放棄するようなもの」という言葉が刺さりました。

何かあると腰痛になる私は、「痛いから動かない」のがよくわかります。

そして、腰をなんとか強くしたいという気持ちで体操などをして、そのせいで痛くなるということを何度も経験しているのです。

今も、朝やっていたラジオ体操第一と第二で、腰がおかしくなって、お休み中です(たぶん前に曲げる動きのせい)。

またやってしまったという後悔と、弱いものはどうしたって強くはならないという諦めを感じていたのですが、ちょっと気を取り直すことにします。

歩くことやスクワットは大丈夫なので、痛くない範囲でなるべく動くことを心がけます。

それにしても、どうしてこんなに腰が弱いんだろう……。

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2 件のコメント

  • わらび様

    こんにちは。
    私も腰痛持ちなので、お気持ちが良く分かります~。
    少しでも良くなれば…と整形外科で教わったストレッチとラジオ体操を朝晩欠かさずやっていました。
    やっていましたと過去形なのは、実は今現在ぎっくり腰養生中だからなのです。それで運動不足になり、節々は痛くなるわ、ひどい便秘で苦しむわで、今日は病院に行って来たところ。

    はぁ~、適度な運動って難しいですよね。調子が良いとつい頑張っちゃうし。どこも痛くないのが幸せな事なんだと身に染みている今日この頃です。

    • しなちゃんさん

      コメントをありがとうございます。

      ぎっくり腰ですか。あー辛いですね。痛いですよね。
      ストレッチとラジオ体操されていても、なるときはなるんですね。
      他にも不調が出たとのこと、どうぞお大事になさってください。早く良くなりますように。

      >適度な運動って難しいですよね。
      本当にその通りです。
      私は、「勢いをつけて動く」「ひねる」がダメらしいと、ようやく気付きました。
      わかっていてもやらかすことがあるんですけど。

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