何かに興味を持ったとしても、なかなか即行動できません。
難しいだろうなとか、すぐに飽きるかもとか、まず始めない理由を考えてしまいます。
始めもしないで、「自分が夢中になれることが見つからない」とがっかりしたりして。
保健学博士の島田恭子さんは、情熱を傾ける対象がなかなか見つからないときのヒントを3つ提案しています(GINGERの記事より)。
対象を見つけるときのヒント3つ
1.「ヒト志向」か「モノ志向」か
自分の志向が「ヒト」にあるのか、「モノ」にあるのかを考えてみます。
例えば、チームスポーツや友達とのおしゃべりを好む人は「ヒト志向」。
一人で静かに工作や読書するのが好きな場合は「モノ志向」。
自分の志向性を知っていると、複数の選択肢があらわれたときに判断しやすくなるとのこと。
2.「行動のたちつてと」
「いろいろ考えてばっかりで、なかなか行動に移せない」という悩みは万国共通だそうです。
まずは試しに、ほんの少しだけ始めてみることを勧めています。
3分でも、1ページでも、100円でも、1回でも、やってみる。
“ためしに、ちいさく、つてをたどって、とりあえず”。
島田さんはこれを「行動のたちつてと」と呼んでいるそう。
心理学的にも、考える(認知)より前に、まず一歩でも踏み出す(行動)ことの重要性が立証されているそうです。
3.ある程度は続けてみる
見つけたものを、一定期間、続けてみること。
自分が情熱を持てるかどうかがわかるのは、多くの場合、その良さを体感で来てからまあまあ時間がかかるそう。
始めるときに「〇日は続けよう」と決めて、そこまで何とか続けてみるのがポイントだそうです。
情熱と呼べなくても
島田さんによると、情熱を持てる何かが自分にあると、心にワクワクが増え、それが心の中で連鎖して他の行動のやる気を起こし、生活に潤いが増えていくとのこと。
私もそういうものを見つけたいのですが、なかなか。
それなりに楽しくはあるけれど、情熱と呼べるほど強く好きとは思えないものがほとんど。
今は「生きがい」のような大きなものではなく、「ちょっと好き」を複数持つことを目指しています。
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