夫の実家の遺品整理をしてきました。
義母が亡くなってから5回目です。
義母が生前、「押入れの中に300万円入っている」と言ったという話を書きました。
その記事はこちら→夫の実家にお金が眠っている?
今回、その押入れとは別の場所でお金を見つけました。
ただし300万もありませんでしたが。
タンスの引き出しから
今回まず取りかかったのは義母のタンス。
ハンガーにかかった服がずらりと並び、その下にもうずたかくセーター類が積まれて、間にはバッグもあります。
タンスの下には二段の引き出しがあって、こちらには下着類が入っていました。
服を片っ端からゴミ袋の中に詰めていきます。
そして引き出しにかかったとき。
下着の間から、いくつも封筒が出てきました。
引き出しには底に紙を敷いて使っていたようですが、敷いてある紙の下からも封筒が。
ビニール袋に入った500円玉もありました。
タンスの片づけが済んだところで封筒を確認したところ、大半が旧札で合計26万円ほどありました。
夫も私もニッコニコ。
義母のメモ
封筒には細かい数字が書いてあったので、生活費の残りや、何かのために取りのけておいたものを仕舞いこみ、忘れてしまったようです。
きっちりした人でしたが、高齢になると忘れてしまうものなのですね。
中に義母の字で書いたメモが一緒のものがありました。
「みんなでおすしをたべるおかね」
と書いてあります。
夫によると、義父のお金があちこちから10万近く出てきたので義母に渡したとき、「みんなで寿司でも食べるために置いておいたら」と言ったそうなのです。
それを忘れないように書いておいたのですね。
「何でもかんでも、すぐに忘れてしまうねん」
とよく言っていましたので。
力のなくなった義母の字を見ると、涙ぐみそうになりました。
押入れは少しだけ
いい気分で片づけを再開しましたが、例の300万の押入れにかかった途端、進まなくなりました。
押入れの上のほうに、洋服の箱が山積みになっていました。
中身は義父の服。
スーツやスボン、着物もありました。カッターシャツだけでも新品のものが20枚以上。
服はゴミ袋に突っ込めば済みますが、箱をつぶすのに手間と時間がかかってしまって疲れました。
宝探し
今回26万円がみつかったことで、私はもう300万はないと思いました。
ところが夫は反対に、可能性が出てきたと言うのですよ。
それにしても、いつも片づけはしんどいのですが、今回に限り宝探しのようで楽しかったです。
現ナマの威力はすごい(笑)。
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