夫のデイケアのお迎えに出たとき、ママ友に声をかけられました。
息子の同級生のお母さんですが、それほど親しくはなく、会えば挨拶する程度。
彼女のだんなさんはパーキンソン病になったそうです。
「お互いがんばろうね」と言われました。
私はパーキンソン病は名前しか知らないので、ただ大変なんだな、しんどいのは自分だけじゃないんだなと思いました。
家に帰ってしばらくたってから、ママ友のだんなさんはそれほど悪い状態ではないのではないかと思えてきました。
病気になって落ち込んだり大変な思いはあるでしょうが、自分たちよりしんどそうな人(私たち夫婦)を見て、もっと大変な人がいるという思いで声をかけてきたのでは、と思ってしまったのです。
彼女と話したときの雰囲気や声の調子でなんとなくそう感じたのです。
彼女のだんなさんの状態を私がまったく知らないせいでそう思うのかもしれません。
向こうは夫が歩いている姿を見ているので、知っている人なら脳血管疾患だとわかるでしょうから。
言い方は悪いけど、彼女が元気を出すための材料にされたような気がして。
悪く取りすぎかな。
……彼女の言ったことがどうのというより、私の精神状態があまりよくないのかもしれません。
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