夜中にふと感じる不安。そんな時はこう考える

夜中や早朝、ふと目覚める時があります。

そんなときに胸に湧き起こる不安。

何についてかわからないけれど、すごく不安になるときがあります。

今のところ家族はみんな元気だし、毎日ちゃんと眠れる家もあって、莫大な借金や(家のローンは残っているけど)深刻な病気に悩まされているわけでもない。

真夜中に不安になるような理由はなさそうなのに。

不安は必要なものだと考える

不安など感じずに日々生きたいと思っています。

どんな人でもそうではないでしょうか。

でも、不安があるからこそ、人はいざという時のために準備したり努力したりできるのです。

仕事を失ったときのために貯金したり転職のために勉強するのもそうですし、災害の時を考えて備蓄するのも不安を感じるからできること。

その不安の原因に何らかの対処を取ることで軽減できる場合もあります。

まずは不安は悪いことと決めつけない方がいいのです。

不安について考えるのを後回しにする

真夜中に目覚めて不安を感じた時、何についての不安なのかを考え出すと目がさえて眠れなくなることがあります。

そんなときは不安を「ちょっと横に置いておく」ことをおすすめします。

頭の中で、「不安」を箱に入れたり、引き出しの中に仕舞ったり、巾着袋に入れて口を縛ったりしてみましょう。

後で考えるために、どこかに入れておくのです。

そうしておいて、今はまずは眠ろう(眠っていない時は、他にやるべきことをする)とするのです。

どこかに入れた不安は、後になると忘れてしまっていることもあります。

不安感を減らすために

セロトニンの分泌量を増やす

セロトニンは神経伝達物質の一つで、安心感や幸せ感をもたらす働きがあります。

このセロトニンは不規則な生活を送っていると分泌しにくくなってしまいます。

セロトニンをしっかり出そうと思ったら、早寝早起きして朝日を浴びる、適度な運動をする、ゆっくりお風呂に入ってリラックスするというような、一見当たり前のことをすることが大事なのです。

女性特有の身体の変化

女性は生理前にはセロトニンの分泌が減るため、不安を感じることが多くなるようです。

また、女性ホルモンの量が激減する更年期には、更年期症状の一つに不安感が現れることも知られています。

あまり深刻に考え過ぎず、「体がそういう時期なのだから不安を感じるのだ」と受け止めてみてはいかがでしょうか。

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漠然とした不安は輪郭がつかめないだけに、「不安を感じる自分にさらに不安になる」と悪循環になりがちです。

「そういうときもある」とさらっと感じることができればいいですね。

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