アラカンで夢に挑戦した男性のほろ苦い結果

幼いころからの夢だった漫画家。

58歳でその夢に挑戦した男性のことが日刊SPAに載っていました。

梅本昌男さん(58歳)は、一般的な会社員の仕事から、今はタイ・バンコクでフリーライターをしている男性です。

マンガ好きだったけれど

子どものころからマンガ好きで、自分でも短い漫画やイラスト描いていました。

いろんな雑誌にマンガのキャラクターや芸能人の似顔絵を投稿したものの、採用されたことはなく。

高校では美術部に入って石膏デッサンに励むも、まったく上達せず。

その後、普通の大学に入り、普通の会社で働きます。

現在はライターになって約30年。

文章の仕事とは別にイラストを描かせてもらうこともあったものの、次のチャンスに広がることはなかったそうです。

ついにアラカンとなり、何かに挑戦するなら今しかないと、漫画家を目指すことにしたそうです。

サイトに投稿

試したのが、「アルファポリス」というサイト。

マンガだけでなく小説も投稿でき、出版事業も手掛けているので、人気が出れば出版の可能性もあるとか。

投稿作品の人気度に等に応じて月単位でスコアが付与され、貯まったスコアに応じて各種の商品ギフトや現金と交換することができます。

投稿者の中には月23万円稼ぐ人もいるとか。

さっそくユーザー登録をして投稿を始めます。

新しいものを描いていないので、中学時代の1コママンガ「アラカン梅ちゃんのお馬鹿劇場」をアップ。

結果は

ぽつぽつポイント数が上がっていったそうです。

しかしよく見たところ、誰も「お気に入り」を押してくれていないとか。

「アラカン爺」というキーワードで見てくれたものの、おもしろいと思ってくれた人がいないということのよう。

ポイントは毎日どんどん減っていって、この記事を書いている時点での順位は、6641作品中6641位で最下位。

インセンティブは4ポイント、つまり4円だそうです。

新しい作品を描いて投稿したらどうなるのか試してもらいたいですが、ライターさんなのでネタのつもりで挑戦しただけかもしれません。

若いころからずっと58歳まで描き続けているなら結果も変わったかもしれませんが、描いていなければ腕は鈍るでしょうね。

インセンティブなど気にせず好きな作品を描くことに夢中になれるのなら、いい趣味にできるのでは。

でも他の人の人気が気になったりと、気が散るかもしれませんが。

読んでいただきありがとうございました。
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