NHKのEテレ「カラフルな魔女の物語」②を見ました。
児童文学者の角野栄子さんは、何でもない日常を生き生きとしたものに変える達人なんだそうです。
どんな工夫があるのかが紹介されていました。
さんぽ
仕事が終わった夕方から、角野さんはさんぽに出かけます。
真っ赤な服とピンクの帽子が白い髪に似合っていて素敵です。
どこに行くかを決めずにでたらめに歩くことも多いそう。
お住いの鎌倉は南に行くと海に出て、海まで行けば家に帰れるので、道に迷っても大丈夫。
道を歩いていて、
「ここはよさそうだと思ったら曲がる。どこに通じるかは関係ない。このよさそうという自由な気持ちが大事」
なんだそうです。
浜辺では陶器の破片やガラスの欠片を拾います。
それらを使っていた人の昔がある、と言います。
いたずら書き
角野さんがいつも持ち歩いている黒革の手帳に書くのはいたずら書き。
いろんな人にいたずら書きを勧めているそうですよ。
絵を描いていると楽しくなって、それがその人の心の安心につながっていくのだそうです。
描けないと思っている人でも、人に見せないで描けば描けるそうです。
絵を描けない人はいないんじゃないかな、と角野さん。
角野さんは、このいたずら書きから新しい物語を思いつくこともあるそうです。
番組では「リンゴちゃん」シリーズの新しいお話を書いていました。
旅先のおみやげ
旅行の大好きな角野さんは、旅先で手に入れた小さなおみやげを棚いっぱいに飾っています。
ちょっとしたおみやげが、だんだん大事なものに変わっていくそう。
モノには物語があるのだそうです。
朝ごはん
8時に起きて、しっかり朝ごはんを食べます。
![](https://kyoukore.com/wp-content/uploads/2020/11/IMG_20201130_132211-300x160.jpg)
元気の秘訣は大好物のあんこ。
砂糖なしで炊いた小豆に、はちみつをかけて毎朝食べているそうです。
緑に触れる
緑に触れると気持ちがいいので、一日一回は庭に出るそうです。
庭に咲いている花を切って花瓶に飾ります。
何をすれば自分の気持ちがよくなるかを知っていて、それを毎日行うマメさを持っているのですね。
でもそれだけじゃなくて、「今日起きたら何が起きるかな」と強いてワクワクしてみるのも大事だと言います。
受け身だけではなく、自ら心を動かして楽しもうとして見るのも大切なことなんですね。
**********
85歳という年齢が信じられないくらい元気な角野さん。
この元気の秘訣は仕事をしているからではないかとも思います。
【角野栄子さんの暮らしぶりを描いた本「角野栄子の毎日いろいろ」について書いた記事はこちら】
初めまして、こんにちは!
角野栄子さんの番組、見逃してしまいました。残念!
再放送、あるでしょうか。
ベニシアさんの映画を録画していて、それを観て検索して、こちらのブログへたどり着きました。
読みやすい文章で素敵なブログですね!
こんな風に文章を書けるなんて羨ましいです。
角野栄子さんの児童館が、江戸川区に建設される予定です。
楽しみにしています。(うちが近くなので。)
hinoeさん
こんにちは。
ブログを読んでいただき、ありがとうございます。
暖かい言葉もいただいて嬉しいです。
NHKの角野栄子さんの番組、12/5の朝6:00~再放送があるようです(日時はご確認ください)。
角野栄子さんの児童館の建設、知りませんでした!
お近くなのはいいですね。
どんなところか私も見てみたいです。
ところでベニシアさんの映画、やっていたことに気づきませんでした……。
私はこういうの、よくあるんですよね。
コメントありがとうございました。