角野栄子さんのワンピース

NHKのEテレで「児童文学作家・角野栄子のカラフルな暮らしの秘密」という番組を放映していました。

残念ながら私は少ししか見れなかったのですが、角野栄子さんの本を持っていることを思い出しました。

角野さんは「魔女の宅急便」の作者です。

自宅

その本は「角野栄子の毎日いろいろ」(角川書店)です。

作家という所業柄20本近く本棚があるという鎌倉の自宅には、いちご色の壁のリビングがあります。

仕事部屋の入り口にあるコルクボードの壁絵や、各国への旅行のおみやげなどが集まったガラス張りのオープン棚など、角野さんの自宅はおしゃれでポップなものにあふれています。

まだ海外渡航が難しかった24歳のころ、自費移民としてブラジルに渡ったり、4歳の娘を連れて2カ月もヨーロッパを旅行したりという経歴が、こんなインテリアに反映されているのかもしれませんね。

ご本人もとても現在85歳(出版当時は82歳)とは思えない若々しさですが、家の中も元気で明るいイメージです。

ワンピースは仕立て

番組でも角野さんのワンピースを取り上げていたようですが、ワンピースが大好きだそうです。

襟ぐりや肩のライン、丈など、どれも同じデザインで仕立ててもらうそうです。

仕立てというと高価なのかと思ってしまいますが、1メートル千円くらいの生地を見つけて縫ってもらうので、1万円前後でできるそうです。

そういえば、角野さんが世界的に有名な賞、国際アンデルセン賞を受賞したときに着ていた白いワンピースも1万円くらいと言っていました。

いいお洋服はそれなりに素敵だけれど何十万とする、それは「もったいないわよぉ」。

ワンピースはどれもカラフルで明るい色です。

小物もカラフル

メガネも、赤やオレンジなどいろんな色のフレームのものを20本ほど持っているそうです。

それに加えて、つけるアクセサリーもプラスチック製の明るい色合いのものばかり。

お化粧品についてのこだわりなないそうですが、口紅だけは「これ」と決めたものがあるそう。

クリスチャン・ディオールの12番、13番、14番の3種類。

その日の気分と洋服の色に合わせて変えるそうです。

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おかっぱの白い髪に明るい色のメガネとワンピース。

見ているだけでも楽しく元気になれそうです。

「着るものなんて自分がよければ何でもいいのでは?」と思っていたけれど、色の効果というのはあるかもしれませんね。

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