最近、運動不足が気になります。
もともと運動嫌いなのでジムに通ったりする選択肢は最初からありません。
家の中で運動(スクワットとか)も、何度もチャレンジしましたが続いたためしがありませんでした。
せめて歩こうと思ってはいますが、今は買い物に行くくらい、せいぜい往復20分程度しか歩いていません。
なんとか買い物に行くときの歩く距離を増やすことができれば、わざわざ歩くためだけに出かけなくて済みそうです。
井上和子さんの場合
買い物ついでに歩く距離を増やす方法で参考になるのがエッセイストの井上和子さん。
井上さんは管理栄養士の資格を生かしたダイエット教室や講演、執筆などもしている人です。
「自分をみがく一日24時間」などのエッセイがあり、昔読んだことがあります。
最近では、親の介護をきっかけに介護福祉士の資格も取ったというエネルギッシュな人です。
そんな井上和子さんは最近の著書「「なりたい自分になる」50歳からのリスタート」(三笠書房)では、「買い物運動」を勧めています。
家ではフライものは作らないことにしているそうで、ヒレカツやフライドチキンを買うのに片道30~40分、往復1時間以上かけて買いにいくそうです。
朝食用のパンとコーヒービーンは往復40分、おでんの種は往復2時間。
こういう買い物が週に1~2度あるとか。
一番よく歩くのが年に1度の確定申告で税務署に行くとき。
なんと片道2時間、往復4時間の距離を歩くというのですから驚きです。
おやつと飲み物を持って遠足気分で出かけていたそうですが、年々、往復4時間は辛くなってきたので今は帰りは電車にしているそう。
パリの女性もよく歩く
買い物でよく歩くと言えば、「フランス人は10着しか服を持たない」でも似たような話が書かれていました。
著者がパリに留学中、ホームステイしていたフランス人のマダムは、スーパーマーケットでの買い物はせず、マルシェや個人商店などで買い物をしていたとか。
なので、一回の買い物でかなり歩くようなのです(手元に本がないので、正確に書けなくてすみません)。
そして、古い建物が多いパリではエレベーターのついていない所も多く、階段を上り下りする毎日。
そんな不便に見える生活も、健康のためやダイエットにはいいということになりますね。
フライを買うために1時間歩くのも、マルシェで買い物して階段を上って帰宅するのも、そんな環境にいてこそできるんじゃないか、なんて思ってしまう私は覚悟が足りません。
買い物ついでにもっと距離を歩くことができないなら、自分なりの方法を見つけるしかありませんが、それが難しい。
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