母には長年通っていたかかりつけ医がいたのですが、病気の末に亡くなってしまいました。
そこで、新しい先生のところへ通うようになったのですが、妙に気を遣うようなそぶりをするのです。
機嫌損ねたくない
以前、頻尿の薬をもらっていたとき、その薬が長期服用するとよくないらしいと聞いたので、先生に聞いてみたら?と言うと、「そんなこと聞いてもいいんやろか」。
頻尿がなかなか治らなかったので、別のお医者さんに行ってみる?と聞くと、「そんなことしてもいいんやろか」。
いや、いいよ、そのくらい。そんなことで怒る医者なんて止めたほうがいいよ。と言ったのですが、うーんと煮え切らない態度。
とにかく、そのかかりつけ医の機嫌を損ねるようなことはしたくないようなのです。
なんで、そこまで気を遣うんだろうと不思議になるくらい。
かかりつけ医がいると安心
ワクチン接種も、母はこのお医者さんにしてもらっていました。
父のワクチンは、定期的に検査に通う中規模の病院で聞いたところ、ワクチン接種はしないと非常に素っ気ない態度だったそう(父の印象)。
父は集団接種に行きました。
そんな話を聞いて、よけいにかかりつけ医があると安心だという気持ちになっていたのかもしれません。
それに年を取っていて車も乗らないので、近くのお医者さんがいいと思う気持ちも強いのでしょう。これはよくわかります。
さらに出される薬
ところが、母の頻尿がよくなってきたので、かかりつけ医にそう言ったところ、さらに1か月分の薬を出されたとか。
そこで母が言うには、「やっぱり医者も稼がなあかんからな」。
儲けのために要らない薬を出されたと思ったみたいで。
たぶん、ちゃんとした理由があって出された薬だと思うのですが(いや、わからんけど)、なにせ本人の耳が遠いので言っていることが聞こえていないのです。
この件から、母のかかりつけ医に対する気持ちが変わったような気がします(笑)。
医師に対して変に気を遣って聞きたいことも聞けないのはおかしな話。
母のかかりつけ医はごく普通のお医者さんで、聞いたことにはちゃんと答えてくれると思います。
母が一人で変に構え過ぎていたのでは。
でも、かかりつけ医も聖人君子ではないと気づいたらしいので、これからはようやく普通の態度になりそうです。
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