定年まで1年残して退職するつもりの夫。
もう心は定年後に飛んでいるようで、あれこれ計画を語ってきます。
あれもやりたい、これもやりたいと、まるでピカピカの(定年)1年生のよう。
夫のやりたいこと
- 大学の聴講生になって、国文学を勉強する
いくらくらいかかるか、費用まで調べていました。
一緒に行こうと言われていますが、えー、国文学なんて別に勉強したくないよ……。
- ピアノを習う
テレビで「駅ピアノ」を見て憧れを募らせています。
楽器経験はまったくなく、両手の指が動くかどうか心配そう。
でもいつだったか、50代から独学でピアノを始めたというおじさんが演奏しているのをテレビで見たんですよ。
こういう人もいるんですね。
「大丈夫、練習すればできるようになるよ」と無責任に励ましています。
- 市民農園を借りて野菜作り
これは一緒にやってもいいかなと思える唯一のこと。
夫は一生懸命やりそうですが、私は体力面などでどうも自分が信用できないので、どの程度協力できるかわかりません(協力と言っている時点でヒトゴト)。
最初からそれほど収穫できないでしょうが、思いがけずに大量に採れたとき、その消費を考えるとちょっと悩ましくなりそう(料理が得意でないので)。
以前、野菜作りを趣味にしている人からいろいろいただいたことがあるのですが、スーパーに売っているきれいな野菜に慣れた身としては、シロウトが作った野菜はあまりいいと思えなかった経験があるので(もらっておきながら罰当たりですが)、人にもあげられないなと感じているのです。
最初からこんな心配は無用だと思いますが。
そのほかは
国内旅行や60代のうちに海外旅行(今まで全然行ってこなかったので)、野球やサッカーやラグビー観戦(夫はスポーツ観戦が趣味)に誘ってきます。
ただ正直、二つ返事でやりたいと思えるものは少ないのです。
では私はなにがしたいんだろう?
夫は定年前と定年後では生活ががらりと変わりますが、私はずーっと同じまま。
何かやりたいことを考えないと。
そう思っていたら、職場でもいろいろあるらしくて、思惑通り定年まで1年残して退職できるか微妙になってきたそうです。
辞めるつもりの本人はがっくり。
え、そうなのと私。
もう振り回されます。
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