ワクチン2回目の接種を完了した両親の様子を見に行ってきました。
高齢のためか副反応もほとんどなく(母は少し腕が赤くなったらしい)、無事終えたようです。
母は穏やか
父と母の間に漂う雰囲気は日によって違うのですが、今回はマレに見る穏やかさ。
普通に会話もしていました。
母の機嫌が悪くなかったのはワクチン接種を完了して安心できたためかもしれません。
近所に家庭菜園をしている人から野菜を頂くことがあるようで、そんな交流も気分転換になっているのかも。
その野菜をくれる人はご主人を亡くしているのですが、「一人は寂しいこともあるけど気楽でいいよ」と言われたとか。
母は、「それで私にどうしろと?」と答えたと言って笑っていましたが。
母の母(私の祖母)は80歳のときに夫(祖父)を亡くし、15年一人暮らしをしました。
自分もそんな感じになるのかなと何となく考えていたらしいのですが、母はもう87歳になります。
これだけは予想通りにはいきませんね。
父はよくしゃべる
母がわりと明るいせいか、父もいつになく、よくしゃべっていました。
父もあまり表には出しませんが、ワクチンを打ち終わったことでかなりホッとしている様子。
父は趣味のサークルに通っているのですが、コロナでしばらく休止になっていました。
再開したので久しぶりに行ったところ、親しくしている人がまだ来ていなかったそう。
「××さん、今日は遅いですね」と他の人に聞いたら、「亡くなりましたよ」と。
父より10歳ほど若く、山登りしたりと元気だった人なのにと、父はショックでその日はなにもできなかったそうです。
その人の死に落ち込んでいるのかと思えば、「長患いせずに、あんなふうにコロッと死ねるのはいいなあ」ですって。
近所の人が急に亡くなったとかの話も耳に入るらしく、どんなふうに死にたいかについて会話する両親。
どんな顔して聞いたらいいのやら。
ギスギスがないと
いつも実家から帰る時は言いようのない疲れを感じるのですが、今回はちょっとマシでした。
やっぱり両親がギスギスしてなかったからかも。
母もそれほど愚痴を言いませんでしたし。
河口湖に旅行に行ったときのお土産を渡し、旅行で撮った子どもたちの写真を母の携帯に送りました。
暇なときに写真を見て楽しむらしいです。
コメントを残す