2022年が始まって、もう半月ほどが過ぎました(早~)。
「今年の目標」を決めている人も多いかと思いますが、うまく目標達成できずに1年が終わることは珍しくないのでは。
脳科学者の中野信子氏によると、目標達成するには制限時間を設けて、「やるべきこと」をこなしていけばいいだけなのですが、ここに大事なポイントがあるらしいのです。
それは「やらないこと」を見つけること。
「やらないこと」とは
英語の勉強をしようと決心した人を例にあげてみます。
まずは勉強時間を確保しなくてはいけません。
今やる必要のないこと、例えば「寝るまでの間にテレビをダラダラ見ている時間」や「ショッピングサイトを延々見ている時間」などを見つけます。
これが「やめること」になります。
これらをやめ、その代わりに勉強をするようにします。
また、英語に限らず何かの勉強をしている人によくあるのが、次々に参考書や問題集などの教材を買うことで、勉強した気になってしまうこと。
この場合は、「新しい本を買う」ことが「やめること」です。
こうした勉強をするときに勉強仲間を増やすことに熱心になる人もいます。
仲間が増えることで情報を得たり刺激を受けることはありますが、自分が勉強しなければ意味がありません。
この人の場合は、「目的達成に無意味な人付き合い」が「やめること」に当たります。
「やめること」を見つけて「やめる」。
これをしないと、やることばかりが増えて全部に手が回らなくなり、目標達成から遠ざかるだけになります。
毎日チェック
しかし、「やらないこと」をつい、してしまうこともあります。
中野氏がおすすめしているのは、1日ごとに「やること」「やらないこと」をチェックすること。
「やること」がこなせたかどうかをチェックすることは多いと思いますが、「やらないこと」もチェックするといいとのこと。
中野氏は、
目的達成のために何よりするべきこととは、やるべきでないにもかかわらず普段からやってしまっていることを、「削り取る」ことなのです。
と言っています。
何か新しいことをやろうとすると、まずは「だらだら過ごす時間」をやめたり、「無駄な買い物」を止めてお金を貯めたり、行きたくもない集まりは行かずに疲れないようにしたりと、「今の生活を変える」ところから始めなくてはいけません。
目標があれば変わることもできる、かも。
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