夫の脳出血は重かったようで、お世話になった医師や理学療法士さんは、「歩けるようになるとは(階段の上り下りができるようになるとは)思わなかった」と言います。
よく頑張りましたね、と口をそろえて言われます。
ケアマネさんも、「本来は自分が利用者さんを励まさないといけないのに、逆に○○さん(夫)に元気をもらってます」なんて。
夫はもともと人懐こい性格でしたが、後遺症で涙もろくなっていることもあって、共感してもらいやすくなっているのかも。
夫がよく頑張っているのはその通りなのですが、一方で、「ここにしんどい思いをしている人間もおるんやけど」と言いたくなってしまいます。
夫が頑張れるのは、私が世話をして頑張れる環境を作っているからだと思うのですが、それを言ってくれる人は誰もいません。
褒められたい、認められたい、というわけではないのですが(褒められてもしんどさに変わりはないし)、どうしてモヤモヤするんだろう。
この気持ちの正体がよくわかりません。
うーん、やっぱり「妻あっての夫」であることをわかって欲しいのかな?
夫は私への感謝の気持ちはこまめに口にしてくれるのでありがたいのですが、モヤモヤは晴れず。
気晴らしが必要なのかもしれないなあ……。
初めまして、毎回訪問してもう何か月。そのたびに奥様のこと、こんなに面倒見のいい奥様はどこにもいない、誰にもまねできない、と時には感動の涙とともに読んでいます。ご主人様もありがとうを口に出して言ってくださる優しい方ですがそれは奥様がよく気がついてすべてのことを丁寧にされているからこそでしょう。「しんどい思いをしておる」のお気持ち よ~~~くわかります。奥様あってこそです。お身体お気をつけて一日一日お過ごしになられますように。なんの役にも立ちませんが陰で応援をしております。
パリのねこさん
こんな独り言のようなブログを読んでくださって、ありがとうございます。
その上こんな過分なコメントをいただいて、嬉しいやら恥ずかしいやら。
書いていただいているようなできた人間ではないので冷や汗出そうです。
「しっかり夫をサポートする」はずが、落ち込んだりやる気失ったり、夫に腹を立てることもあるので。
でも、少しでもパリのねこさんがイメージしてくれている私に近づけるように(笑)、頑張っていきます。
応援のコメントを本当にありがとうございました。