「思い」が強すぎると「流れ」が読み取れない

子どもが巣立って自分の時間が多くとれるようになってから、興味のあること・好きなことばかり考えているような気がします。

だけど、ふと、「すごく視野が狭くなっているんじゃないか」と思うことがあり、そんなときに小林正観という人の本を読みました。

自我が強い

本の中に、これ自分のことだなと思ったところがあります。

それは、「自分の人生は、こういうことをするために生まれてきたのだ」という流れなり、シナリオなりを読み取れない人がいるらしいのです。

この、「読み取れない人」の共通項が、「自我」が強いこと。

「好きなことはやりますが、嫌いなことはやりません」

「夢や希望のためには努力を惜しみませんが、それ以外はしません」

という人。

これ私です。

昔から好き嫌いが割とはっきりしていて、嫌いなことはしたくない(まあ誰でもそうでしょうけど)。

やらざるを得ないときはするのですが(子どもの学校の委員とか)、「当たったからには楽しくやろう」と頭ではわかっていても、なかなかそういう気持ちになれないのです。

融通が利かないというか頑固というか、そういう面があることは自覚しています。

思いが悪いわけではない

正観さんは、「夢や希望を持つこと=思い」が悪いとは言っていません。

それが人生に張りを与え、おもしろさや楽しさを与えてくれるならば、たくさん持てばいいと。

ただ、「思い」が強ければ強いほど、「思い通りにならないこと」がたくさん生じる。

悩みや苦しみが多い人は、常に「思い」が大きい、多いのだということをわかっておいたほうがいいと言います。

その上で、「物事を自分の好き嫌いで選ばずに、やるはめになったことは黙々と笑顔でやるということを続けている人」は、流れが見えてきて、人生が面白い方向に展開していくのだそうです。

やるはめになったことを淡々と笑顔でやっていくことは、無気力で投げやりなわけではなく、「自分で思いを持たない。自分で自分の人生を勝手に決めこまない」ということです。

行き詰まり感の理由は

自分の好きなことを突き詰めるのが一番大事と考えていたのに、今ごろになってちょっと違うというか、行き詰まり感を感じるようになってきました。

正観さんのいう、「おまかせ(すべてを受け入れ、すべてをゆだねる)」部分が少なすぎるのかもしれません。

読んでいただきありがとうございました。
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